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ホンダ アコードの画像

ホンダ アコードの画像は随時、更新されます。お目当てのコンテンツを見た後でまた見に来てください。

ホンダ アコードとは

アコードACCORD )は、本田技研工業が生産する中型乗用車である。 1985年にレジェンドが発売されるまでは同社のフラッグシップモデルとされていた。車名は英語で調和、一致、和解などを意味する「Accord」に由来する。なお、本項目ではアコードシリーズの基本形となるセダンを中心に記述する。

目次

  • 1 開発
  • 2 歴史
    • 2.1 初代(1976-1981年SJ/SM型)
    • 2.2 2代目(1981-1985年SY/SZ/AC/AD型)
      • 2.2.1 アメリカでの販売
    • 2.3 3代目(1985-1989年CA1/2/3/4/5/6型)
    • 2.4 4代目(1989-1993年CB1/2/3/4型)
      • 2.4.1 年表
      • 2.4.2 欧州仕様
    • 2.5 5代目(1993-1997年CD3/4/5/6型)
      • 2.5.1 年表
      • 2.5.2 モータースポーツ
    • 2.6 6代目(1997-2002年CF3/4/5/CL1/3型)
      • 2.6.1 年表
      • 2.6.2 北米・アジア仕様
      • 2.6.3 欧州仕様
    • 2.7 7代目(2002-2008年CL7/8/9型)
      • 2.7.1 年表
    • 2.8 8代目(2008年- CU2型)
  • 3 関連項目
  • 4 脚注
  • 5 外部リンク

開発

初登場時の形態は1.6Lエンジンを搭載した中型の3ドアハッチバック車であり、同社のシビックから、より上位の車種への買い替えを求める層の受け皿として開発された。開発責任者(LPL)はシビックも手がけた木澤博司。

開発は「654計画」と呼ばれ、先に中止されていた2.0L 直列6気筒 CVCCエンジン縦置きの前輪駆動(FF)のアッパーミドルカー「653計画」の開発スタッフが加わっている。

歴史

初代(1976-1981年SJ/SM型)

ホンダ・アコード(初代)
SJ/SM型
セダン
MHV Honda Accord 01.jpg
ハッチバック
HondaAccord1st.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
4ドア セダン
エンジン EF型:1.6L 直4 SOHC CVCC
→EP型:1.6L
EK型:1.8L 直4 SOHC CVCC
変速機 4速MT/5速MT/ホンダマチック
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:マクファーソンストラット
全長 3ドア:4,105 - 4,125mm
4ドア:4,325 - 4,450 mm
全幅 1,620mm
全高 3ドア:1,340mm
4ドア:1,360mm
ホイールベース 2,380mm
車両重量 3ドア:835 - 875kg
4ドア:895 - 945kg
-自動車のスペック表-

1976年5月7日 - 中型の3ドアハッチバック車として登場。ホンダ初のミドルクラスの車であり、当時、この車格でFFの日本車は存在しなかったことからも注目を集めた。3BOX 4ドアセダンをアコード・サルーンの名で1977年10月14日に発売した。
好燃費・低公害を主眼に設計され、アメリカ及び日本では、51年排出ガス規制をクリアしたEF型 1.6L 直列4気筒 CVCC SOHC エンジンを搭載した。設備投資を抑えるためにシビック用1.5Lエンジンを最大限までストロークアップしたエンジンとなっている。

1978年9月1日 - 昭和53年排出ガス規制をクリアしたEK型 1.8L 直列4気筒 CVCC SOHCエンジンを搭載。また、最上級グレード「EX」には、当時の国産車では珍しかった車速感応型パワーステアリングが標準装備され、その後追加された「EX-L」にはパワーウインドウが、1800サルーン「EX-L」にはフルオートエアコンが追加された。1800サルーンのダッシュボードはトレイのないデザインとなっている。

1979年10月 - 2速であったホンダマチックに3速(オーバードライブ)を追加[1]し、パワーステアリングを装備した1800サルーン「ES」が追加された。

1980年4月25日 - エンジンがCVCC-IIにバージョンアップと同時にサルーンは角目4灯式ヘッドライトにデザインが変更された。パワーアップとラピッド・レスポンスコントロールシステムによる運転性の向上が図られた。

1980年7月にはクイントと同じ90PSのEP型 CVCC-IIエンジンを搭載する1.6Lモデルが復活した。


2代目(1981-1985年SY/SZ/AC/AD型)

ホンダ・アコード(2代目)
SY/SZ/AC/AD型
前期型(1981年-1983年)
Honda Accord second gen 1982 Kleve Kennzeichen.jpg
後期型(1983年-1985年)
Honda Accord 4 door sedan UK 1983.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
3ドア ハッチバック
エンジン 前期
EP型:1.6L 直4 SOHC CVCC II
EK型:1.8L 直4 SOHC CVCC II
後期
EY型:1.6L 直4 SOHC CVCC II
ES型:1.8L 直4 SOHC CVCC II
変速機 5速MT/ホンダマチック/4速AT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:マクファーソンストラット
全長 4ドア:4,410mm
3ドア:4,210mm
全幅 1,650 mm
全高 4ドア:1,355 - 1,375mm
3ドア:1,335mm
ホイールベース 2,450mm
車両重量 4ドア:920 - 970kg
3ドア:915 - 960kg
-自動車のスペック表-

1981年9月22日 - フルモデルチェンジ。搭載エンジンはEP型直列4気筒CVCC II SOHC1.6LとEK型直列4気筒CVCC II SOHC1.8L。同時に姉妹車のビガーが誕生した。

オプションで前後の荷重変化による車高変化を修正し、2段階の車高変化が可能な「オートレベリングサスペンション」を装着できた。クルーズコントロールは全グレードに装備され、操作スイッチはステアリング・ホイールに取り付けられた。また世界で初めて民生用カーナビゲーション(自社開発のガスレートジャイロ方式)がメーカーオプションとして用意された[2]。運転席と助手席を各々の目的に最適設計した「性格分けパーソナルシート」を採用している。

1982年11月3日 - 一部変更。ホンダマチックは4速フルオートマチック[3]へ改良された。

1983年6月17日 - マイナーチェンジ。直列4気筒 CVCC II SOHC 12Valve クロスフロー エンジン(EY型:1.6L , ES型:1.8L)を新たに採用。4輪ABS仕様車も一部車種に設定された。[4]「性格分けパーソナルシート」を更に見直し、サルーンとハッチバックで各々に最適な座面形状に変更している。

1984年5月24日 - 1.8L PGM-FI仕様エンジンが追加された。このエンジンはCVCCではない。

アメリカでの販売

1982年に、日本車として初めてアメリカ、オハイオ州メアリーズヴィル工場で生産されることになった。アメリカでは非常に高い人気を誇る。

なお北米仕様はヘッドライトが初代ビガーと同じく、SAE規格の角型4灯となっている。


3代目(1985-1989年CA1/2/3/4/5/6型)

ホンダ・アコード(3代目)
CA1/2/3/4/5/6型
セダン
1985Ca5.JPG
Honda Accord rear 20080121.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
3ドア ハッチバック(日本未発売)
エンジン A18A型:1.8L 直4 SOHC
B18A型:1.8L 直4 DOHC
B20A型:2.0L 直4 DOHC
A20A型:2.0L 直4 SOHC
変速機 5速MT/4速AT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,535mm
全幅 1,695mm
全高 1,355mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,000 - 1,150kg
-自動車のスペック表-

1985年6月4日 - セダンをフルモデルチェンジ。国内、北米、オーストラリアモデルはリトラクタブル・ヘッドライトを採用し、ヨーロッパモデルは、セダンが異型4灯式ヘッドライトを採用した。

搭載エンジンは新開発の直列4気筒 DOHC16バルヴ1.8LCVデュアルキャブ仕様のB18A型と2.0L PGM-FI仕様のB20A型及びSOHC 12Valve 1.8L シングルキャブレター仕様のA18A型で、1987年のマイナーチェンジの際に2.0L シングルキャブレター仕様のA20A型が追加された。北米はA20A型 キャブ/PGM-FIのみ、ヨーロッパは、A16A型キャブ、A20A型 キャブ/PGM-FI、B20A型PGM-FI、オーストラリアは、A20A型 キャブ/PGM-FI。全てCVCCではない。B20A型はシリンダーヘッドだけでなく鉄製が主流だったシリンダーブロックもアルミニウム製で、エンジン重量あたりの出力効率は当時の世界一を記録した。

サスペンションには、レーシングカーやスポーツカーが採用する4輪ダブルウィッシュボーンをFF量産車として初めて採用。ボディーデザインはフラッシュサーフェス処理により空力に優れ、cd値=0.32を達成した。1985年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

1985年7月20日 - ハッチバックがフルモデルチェンジされ3ドアワゴンのような形になり、アコードエアロデッキの名称で発売された。搭載エンジンはB18A型、B20A型及びA18A型キャブレター仕様。ヨーロッパではA20A型 キャブ/PGM-FI仕様が販売された。北米、オーストラリアでは、初代・2代目と同様のファストバックタイプの3ドアハッチバック仕様が用意され、エアロデッキは販売されなかった。

1987年5月 - 国内モデルをマイナーチェンジ。大型バンパー、カラードドアミラー、リアコンビネーションランプの意匠変更、B20A型のヘッドカバーの金から黒への塗装色変更、2.0Lモデルのブレーキローター径の変更、ATの改良、インテリアトリムの変更、電動格納式ドアミラーの追加等が行われた。

1987年7月3日 - ヨーロッパ向けと同様の薄形異型2灯式ヘッドライトを装着した、アコードCAの販売を開始。「CA」とは「CONTINENTAL ACCORD」を意味する。欧州市場でもエアロデッキはリトラクタブルライトを装着し販売された。

1988年4月8日 - 北米で開発及び生産されたアコードクーペ(左ハンドル仕様)の国内販売が開始され、日本国外の日本車工場の乗用車を輸入して販売するのは、これが史上初めてとなった。搭載エンジンはA20A型 PGM-FI仕様のみ。同時に薄形異型2灯式ヘッドライトのアコードCAにも、DOHCエンジン搭載車が追加される。

1988年9月の一部変更ではATにシフトロックシステムが追加され、同時にエアコンを標準装備して価格を引き下げた「スーパーステージ」が追加される。

  • CA1=A18Aエンジン、1.8L、シングルキャブ(日本)
  • CA2=B18Aエンジン、1.8L、CV DUALキャブ(日本)
  • CA3=B20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(日本)
  • CA4=A16Aエンジン、1.6L、シングルキャブ(南欧)
  • CA5=A20Aエンジン、2.0L、シングルキャブ/PGM-FI(北米、欧州、豪州)、B20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(欧州)
  • CA6=A20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(日本への逆輸入されたクーペ)

発売後、旧ホンダ店がクリオ店とプリモ店に分割され、のちにアコードはクリオ店専売車種となるが、このモデルまでは経過措置としてプリモ店でも併売されていた(ただし「CA」はクリオ店専売車種だった)。逆に、のちにプリモ店専売車種となるシビックも同じ理由で1987年まではプリモ店とクリオ店の併売だった。


4代目(1989-1993年CB1/2/3/4型)

ホンダ・アコード(4代目)
CB1/2/3/4型
4th Honda Accord sedan.jpg
Honda Accord rear 20080222.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン F18A型:1.8L 直4 SOHC
F20A型:2.0L 直4 SOHC
F20A型:2.0L 直4 DOHC
変速機 4速AT/5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,680mm
全幅 1,695mm
全高 1,390mm
ホイールベース 2,720mm
車両重量 1,150 - 1,350kg
-自動車のスペック表-

初代から続いていた3ドアハッチバックは廃止され、当初はサッシュドアを用いた4ドアセダンのみのラインナップだったが、後にアメリカ・オハイオ州HAM生産のクーペとワゴンが加わった。

スタイルは先代のキープコンセプトだったがサイズは5ナンバーフルサイズとなり、キャビンも全高が上げられたことにより居住性が向上した。サスペンション形式は先代同様四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションだが、この代はストロークが増やされ乗り心地や路面への追従性が向上した。ボディには当時、アウディが取り入れ始めた亜鉛メッキ鋼板を広範囲に渡って使用し、室内の内張りの素材も音がこもりやすいフロアやルーフには新開発のハニカム構造の防音材を採用し、触感も考慮された。またスタンレー電気と共同開発したマルチリフレクター式ヘッドライトが採用され、バルブのみが取り替えられるタイプに変更された。

エンジンはアルミ合金ブロックの新開発F型に変更され、全車4バルブ化された。1.8LはSOHC 電子制御キャブ仕様のみ、2.0LはDOHC/SOHC PGM-FI仕様とSOHC 電子制御キャブ仕様のラインナップだったが、後にHAM産のワゴン、セダン及びクーペに2.2L SOHC PGM-FI仕様が追加された。

トランスミッションは、全グレードともに特徴的な7ポジションの4速ATと5速MTが用意されたが、2.0L SOHC仕様とアメリカ産のクーペ、ワゴンは4速ATのみだった。

このモデルからアコードはクリオ店専売車種となりプリモ店では取り扱われなくなったが、代わりにプリモ店専売車種として姉妹車のアスコットが同時発売された。

国内販売は振るわなかったが、アメリカではフォード・トーラスを抑えて3年連続全米トップセールスを記録している。

年表

  • 1989年9月13日 - フルモデルチェンジ。
  • 1990年4月1日 - 2代目のアコードクーペが販売された。このモデルも北米で開発及び生産され、エンジンはF20A型 DOHC PGM-FI仕様(※数値はセダンと同値) 。
  • 1991年4月4日 - 北米で開発及び生産された2車種目のアコードワゴンが販売され、エンジンはF22A型 2.2L SOHC PGM-FI仕様。
  • 1991年7月 - マイナーチェンジが行われ、グレード体系が見直された(1.8L 4WS仕様の廃止)他、サイドドア・インパクトビーム、SRSエアバッグやトラクションコントロールシステム(TCS)などの安全装備が追加されたのをはじめ、カーナビゲーションが初めてオプション設定された。
  • 1992年2月 - クーペにF22A型エンジン搭載の「2.2iエクスクルーシブ」が追加。同年3月3日にイギリスで生産される欧州アコードの日本版であるアスコット・イノーバが誕生した。
  • 1992年6月 - アメリカ HAM生産のF22A搭載セダン(左ハンドル)「スペシャル・エディション」が2,000台限定で発売された。

欧州仕様

欧州仕様は英国ローバーグループとの共同開発によって進められ、日本ではアスコットイノーバのベースとなり、アスコットイノーバがハードトップであったのに対し、欧州アコードはサッシュドアを採用した。英国ローバーグループのローバー・600とは姉妹関係にある。 また、日本国内や北米向けがCD型に置き換わった後でも欧州仕様は97年まで小改良を行いそのまま生産していた。

1995年からホンダUKによりイギリスツーリングカー選手権(BTCC)へ参戦している。ボルボやルノー、ボクスホールなどを相手に序盤は低迷したものの、熟成が進むにつれ成績も向上し、全日本ツーリングカー選手権(JTCC)仕様のエンジンを得た1997年には初優勝を飾っている。


5代目(1993-1997年CD3/4/5/6型)

ホンダ・アコード(5代目)
CD3/4/5/6型
前期型(1993年-1996年)
94-95 Honda Accord LX sedan.jpg
後期型(1996年-1997年)
Honda Accord (fifth generation, first facelift) (front), Serdang.jpg
Honda Accord (fifth generation, first facelift) (rear), Serdang.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン F18B型:1.8L 直4 SOHC
F20B型:2.0L 直4 SOHC
F22B型:2.2L 直4 SOHC VTEC
H22A型:2.2L 直4 DOHC VTEC
変速機 4速AT/5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,675mm
全幅 1,760mm
全高 1,410mm
ホイールベース 2,715mm
車両重量 1,240 - 1,360kg
-自動車のスペック表-

衝突安全基準MVSSの影響を受けて全車3ナンバーボディとなった(全幅1,760mm)。いすゞ自動車へアスカとしてOEM供給され、これは6代目アコードまで継続した。欧州ではアスコット・イノーバベースのセダンが引き続き販売された。

ボディラインナップは当初4ドアセダンのみで、後にアメリカHAM産の2ドアクーペと5ドアワゴンが加わった。長は先代よりもわずかに短く抑えられているが、室内空間は先代と大きな変化がない。

エンジンは全車種電子制御インジョクション化され、トルク、パワーともに向上した。主力モデルのF22B型 2.2L SOHC、F20B型 2.0L SOHC、F18B型 1.8L SOHCの他、スポーツグレード用のH22A型 2.2L DOHCがラインナップされ、2.2LはVTEC化が施された。

アメリカ・オーストラリア仕様には、初代レジェンド用のC27A型2.7L SOHC V型6気筒もラインナップされる。

アメリカ市場を重視した設計のため5ナンバーの国内専用車種 アスコット(2代目)/ラファーガを発売したが、結果はそれらのモデル以上の販売成績をおさめ、先代よりも堅調な売れ行きを示した。

年表

  • 1993年9月2日 - セダンをフルモデルチェンジ。
  • 1994年3月 - クーペ、ワゴンをフルモデルチェンジ。生産は引き続きアメリカのHAM。
  • 1996年7月1日 - セダンをマイナーチェンジ。外装のデザインのに加え、スポーティモデルの内装は専用のブラックモノトーンに変更される。
  • 1996年9月5日 - HAM産のクーペ、ワゴンをマイナーチェンジ。国内産セダンに準じた外装に変更された他、スポーティモデル「SIR」が追加される。

モータースポーツ

EG型シビックフェリオに替わり、1996年から1997年までJTCCに、2年間で1X、2X、2.5X、3Xと呼ばれる4タイプの車両を投入。外装はフロントスポイラーが童夢、リアウィングはムーンクラフトと競作による空力パーツを装着し、エンジンはH22A型を2.0Lに排気量ダウンし、吸排気効率を高めるため前方吸気、後方排気のリバースヘッドに変更された。1996年は服部尚貴(ムーンクラフト)が、1997年にはさらに前後ワイドトレッド化したマシン(通称3X)で中子修(無限)がそれぞれドライバーズチャンピオンを獲得した。また1997年はTEAM無限HONDAがチームタイトルを獲得している。


6代目(1997-2002年CF3/4/5/CL1/3型)

ホンダ・アコード(6代目)
CF3/4/5/CL1/3型
日本仕様
Honda Accord.jpg
Honda Accord rear.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン F18B型:1.8L 直4 SOHC VTEC
F20B型:2.0L 直4 SOHC VTEC
F20B型:2.0L 直4 DOHC VTEC
H22A型:2.2L 直4 DOHC VTEC
変速機 4速AT/5速MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4.635mm
全幅 1,695 - 1,720mm
全高 1,420 - 1,440mm
ホイールベース 2,665mm
車両重量 1,230 - 1,330kg
-自動車のスペック表-

このモデルから世界共通フレキシブルプラットフォームを採用して地域別に違うボディサイズで生産する方針を採っている。日本仕様は4代目以来の5ナンバーボディが採用されるが、スポーツグレードの「ユーロR」とワゴンはフェンダー幅が若干拡げられ3ナンバー登録となる。

ボディはサッシュドアを持つ4ドアセダンと5ドアワゴンがラインナップされるが、キーコンセプトの「HONDA DNA」の名のもとに、ボディ剛性は先代よりも大幅に上げられた。

エンジンはVTECを全面採用して、F18B型1.8L SOHC VTEC、F20B型2.0L SOHC/DOHC VTEC、ユーロR用の2.2L H22A型DOHC VTECの3種類。ワゴンはオデッセイと同じくF23A型2.3L SOHC VTECがラインナップされる。ミッションは5段MTと4段ATのラインナップで、スポーティモデルにはSマチック付ATが組み合わせられる。

安全装備として「SiR」にVSAと呼ばれる車両挙動安定化システムを標準装備されるほか、上位グレードのロービームにディスチャージヘッドランプが装備される。

年表

  • 1997年9月4日 - セダン、ワゴンをフルモデルチェンジ。ワゴンは国内生産に変更。姉妹車のトルネオを追加。
  • 2000年6月1日 - マイナーチェンジ。前後のデザイン変更がされたほか、スポーツグレードの「ユーロR」を追加。エンジンはH22A型2.2L DOHC VTECでミッションは5段MTのみ。

北米・アジア仕様

アメリカでは乗用車の年間売上のトップ争いの常連であるため、北米仕様はキープコンセプトながらも更なる大型化がされ、V6エンジンを搭載するモデルも用意された。また東南アジア市場にも北米仕様をベースにした車種が投入されている。ボディタイプはセダンとクーペの2種類。北米市場で需要が縮小していたワゴンはラインアップから落とされた。

4気筒モデルはカリフォルニアのULEV基準を世界で最初に満たした市販車である。

欧州仕様

日本仕様と比較して幅が広く、長さが短い。生産は英国のスウィンドンの工場で行われた。ボディタイプはセダンと5ドアハッチバックの2種類。エンジンは1.8L、2.0L、2.2Lと2.3L。モデル途中で日本からプレリュードタイプS用の2.2Lエンジンを輸入して搭載した「タイプR」と、アコードワゴン用の2.3Lエンジンを搭載した高級志向の「タイプV」がラインアップに加わった。先代と同様にイギリス・ツーリングカー選手権に参戦した。


7代目(2002-2008年CL7/8/9型)

北米仕様については、その日本仕様であるインスパイア(4代目モデル)を参照

ホンダ・アコード(7代目)
CL7/8/9型
Honda Accord 001.JPG
Honda Accord Międzyzdroje2.JPG
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC
K20A型:2.0L 直4 DOHC i-VTEC
変速機 5速AT/6速MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,665mm
全幅 1,760mm
全高 1,450 - 1,470mm
ホイールベース 2,665 - 2,670mm
車両重量 1,370 - 1,490kg
-自動車のスペック表-

先代同様同一のプラットフォームをベースに世界のマーケットのニーズに適したモデルを投入するコンセプトに変更はないが、日本仕様は欧州仕様と統合され、5代目以来の3ナンバーボディとなる。北米仕様は大型化されて独自の設計となり、日本市場には後に4代目インスパイアとして登場した。日欧仕様アコードの内外装を豪華にした車は北米ではホンダの上級ブランド「アキュラ」において、「アキュラ・TSX」として発売されている。

ボディタイプは4ドアセダンと5ドアワゴンのラインナップに変更はないものの、cd値が0.26と空力に優れ、パッケージングの見直しにより全長、ホイールベースの大きな4代目、5代目モデルよりも居住性も向上している。シートの設計も全面的に見直され、運転席にはシュクラ製のランバーサポートが追加された。

HiDS(IHCC:インテリジェントハイウェイクルーズコントロール+LKAS:レーンキープアシストシステム)がオプションで装備できる。またメーカーオプションの純正カーナビゲーションにはテレマティクスを採用した「インターナビ・プレミアムクラブ」となり、以降のホンダ車にも順次採用されることとなる。

エンジンは、新開発された前方吸気、後方排気のホンダ・K型エンジンで、アルミ合金ブロックを持ち、排気量別にDOHCの2.0LのK20A型と2.4LのK24A型の2種類がラインナップされている。連続可変バルブタイミング(VTC)を採用したi-VTECにより全域で扱いやすいトルク特性となった。スポーツグレードの「ユーロR」用のK20A型は高圧縮ヘッドをはじめピストン、クランクシャフトなどのパーツの変更によりピークパワーが向上している。組み合わせられるトランスミッションは「ユーロR」に6MT、その他のグレードにはSマチック付の5ATが搭載される。

欧州モデルにはN22A型 2.2Lのコモンレール式ディーゼルターボもラインナップされている(日本では発売なし)。

同車として3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、同一車種の受賞回数としては同社のシビックの4回に次ぐ。国内のセダン・ステーションワゴン市場の減少で2008年5月1日現在は平均4~500台程度の販売台数に留まっている。

年表

  • 2002年10月10日 - フルモデルチェンジ(セダンは10月11日、ワゴンは11月28日に発売)。
  • 2005年11月24日 - マイナーチェンジ。内外装の変更と新しいボディカラーの追加に加え欧州仕様のサスペンションを持つスポーティモデル「タイプS」がセダン、ワゴンに追加された。こちらはK24A型エンジンとSマチック付5ATのみの組み合わせ。


8代目(2008年- CU2型)

北米向けについては、その日本仕様であるインスパイア(5代目モデル)を参照

ホンダ・アコード(8代目)
CU2型
2008Accord.jpg
Honda Accord (2008) rear.JPG
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC
変速機 5速AT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,730mm
全幅 1,840 - 1,850mm
全高 1,440mm
ホイールベース 2,705mm
車両重量 1,500 - 1,520kg
-自動車のスペック表-
  • 8代目の欧州仕様は2008年2月11日に同年6月より販売されることが発表され[1]、日欧仕様アコードの内外装を豪華にした「アキュラ・TSX」も春より販売されることが発表された[2]。
  • 2008年9月4日 - 広報発表において、車両の挙動の乱れを安定方向にアシストする「操舵力アシスト機能(モーションアダプティブEPS)」が搭載されると発表された。
  • 2008年10月16日11:00 - スペシャルサイトを公開。
  • 2008年12月4日 - ワゴンタイプのアコードツアラーと共にフルモデルチェンジ。翌12月5日より発売開始。
  • 2009年7月27日 - 東風本田が中国仕様車を「スピリア」(英字表記:Spirior、中国名:思鉑睿)の車名で発表[3]。8月19日から生産を開始した[4]。

今回のモデルチェンジではボディを大幅に拡幅して肩やひじ周辺にゆとりを持たせ、フロントセンターアームの採用など先代を超える快適さを目指した。ドライブポジションは操作性と調整自由度を広げ、シートはホールド性とステアリング操作を考慮した形状となる。

専用の片側スポット溶接設備・工程を導入し、ルーフとピラーとの結合効率を向上させボディを剛性と静粛性を向上した。シャシーは低重心化を図り、高い運動性能と乗り心地の両立を図る。フロントピラーは4代目ホンダ・オデッセイと同様の構造を採用し、太さを18%スリムにすることにより視界の向上を図った。全幅はグレードによってはインスパイアやレジェンドより広くなる。

安全面では、サイドカーテンエアバッグなど6つのエアバッグや、VSAと協調し車両の挙動を安定させるモーションアダプティブEPSを全グレードに標準装備している。併せて自己保護性能と相手車両への攻撃性低減、歩行者傷害軽減を性能を従来より向上させたボディを採用した。

先代と同様に、高速道路での運転負荷を軽減するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール:先代のIHCC)をオプション設定し、LKASを一部グレードに標準装備した。

日本向け仕様はエンジンを全車プレミアムガソリン(ハイオク)仕様のK24A型2.4L直4 i-VTEC(206PS)に統一された。グレード体系は「24E」・「24TL」・「24TL SPORTS STYLE」・「24iL」の4グレードで、FF車のみラインアップされる。

もともとは2008年中に展開が予定されていた日本向けアキュラブランドへの移行準備のため8代目北米仕様アコードを日本でもアコードとして発売する予定だったが、日本での自動車販売台数低迷からアキュラブランドへの移行は白紙撤回されたためインスパイア、アコードともそれぞれフルモデルチェンジを受けて現在に至る。

関連項目

ウィキメディア・コモンズ
  • 本田技研工業
  • ホンダ・アコードツアラー
  • アコードハイブリッド
  • いすゞ・アスカ(OEM)
  • 光岡・ヌエラ(7代目アコードがベース)

脚注

  1. ^ アメリカ輸出仕様は営業上の都合から、汎用品を他社購買してフルATを採用するモデルを用意していたが、日本国内仕様は自社開発の半自動式であった。
  2. ^ Honda社史・50年史、カーナビゲーション(PDF)
  3. ^ 名称としては「ホンダマチック4速フルオート」を名乗り「ホンダマチック」の名を残していた。
  4. ^ 当時、ホンダは4輪ABSのことを「4w A.L.B.」と称していた。

外部リンク

  • ホンダ・アコード
  • ホンダ・FACT BOOK アコード20年のあゆみ

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