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ジャガー(Jaguar)とは

ジャガー・カーズ・リミテッド
Jaguar Cars Ltd
種類 limited company
略称 ジャガー
本社所在地 イギリス
コヴェントリー
設立 1922年
事業内容 自動車
代表者 David Smith (CEO)
従業員数 10000
主要株主 インドの旗 タタ・モーターズ
関係する人物 Sir William Lyons(創設者)
外部リンク http://www.jaguar.com
  
エンブレム

ジャガー (Jaguar) は、イングランド発祥の高級自動車ブランド。現在はランドローバーとともにタタ・モーターズ傘下のジャガー・ランドローバーの一部である。

目次

  • 1 歴史
    • 1.1 設立
    • 1.2 大戦後
    • 1.3 現在
  • 2 自動車作りにおける思想
  • 3 イギリス王室御用達
  • 4 ハンドル
  • 5 車種一覧
    • 5.1 現行モデル
    • 5.2 デイムラー
    • 5.3 絶版モデル
  • 6 モータースポーツ
    • 6.1 スポーツカーレース
    • 6.2 F1
  • 7 日本でのビジネス
  • 8 脚注
  • 9 外部リンク

歴史

設立

ウィリアム・ウォルムズレーが設立したスワロー・サイドカー・カンパニーに1922年ウィリアム・ライオンズ(後に爵位を授与され サー・ウィリアム・ライオンズとなる)が入社、1928年コベントリーへ移転しライオンズが会長となる。この時点で社名はスワロー・サイドカー・アンド・コーチビルディング・カンパニーとなるが、さらに1934年、SSカーズ・リミテッドと社名を変更し、1935年にはジャガーが初めて付けられた「SSジャガー2.5」を発表。

第二次世界大戦後の1945年、社名の略称「SS」がナチス親衛隊を連想させる懸念から、ジャガーを社名とし再スタートをきった。

設立当初はその名のとおりサイドカーを中心に製造していたが、「SS」などの成功により、1930年代には自動車製造を企業の中核としていった。

大戦後

第二次世界大戦後は、ル・マン24時間レースなどのモータースポーツで大活躍し、その名声を確固たるものにしていった。また、XKシリーズからEタイプ、スモールサルーンであるMk2などの人気により、世界最大の自動車市場であるアメリカ合衆国での販売で成功を収めたことで企業体制も磐石なものになった。1960年にはデイムラーを買収。

しかし、1966年にはウィリアム・ライオンズが会長職から退き、国営企業ブリティッシュ・レイランド(BL)と合併した。合併してからは生産される車の品質が落ち、しばらく冬の時代を迎えることになってしまう。その後、保守党のマーガレット・サッチャー首相の民営化政策によって1984年民営化された。

現在

その後1991年に、そのブランドイメージを高く評価したフォードグループの傘下に入り、フォードグループの高級車部門「プレミアム・オートモーティブ・グループ (PAG)」の一翼を担うこととなった。しかし、フォードグループは経営不振からPAGブランドの各社を手放さざるをえなくなり、インドのタタ・モーターズとジャガーおよびランドローバーの売却について交渉を進めた。結果、2008年3月26日にジャガーおよびランドローバーはタタに約23億ドルで買収された。[1]

自動車作りにおける思想

ジャガー社の歴史は、もともとはオースチン・7のシャシーに、当時人気であったベントレーのようなスポーティーなボディを換装したモデルから始まっているので、高級車のレプリカから本物のステータスを手に入れるための歴史であったと言ってもよいだろう。ただし、その根底には常に創始者のサー・ウィリアム・ライオンズの「美しい物は売れる」という思想が流れている。

ジャガーは、戦後しばらくは、スポーツカー(GTカー)と高級サルーンの2つを分けて考えていたようで、ややスポーティーな味付けのされた小型サルーンであるMk-1,Mk-2の登場まではスポーツカー(XKシリーズおよびコンペティション用のC,D,E-Type)と高級サルーン(Jaguar Mk-VからMk-Xまである)の2本のラインナップで製造を行っていた。ライオンズは、レースはあくまで広告塔であり、採算が取れなければ特に参加する意味はないと思っていたようである。

上記2つの自動車のコンセプトは、いずれにせよ「アストンマーチンやベントレーよりもずっと安価で、同程度の性能を発揮できる車」ということであった。実際、未だにジャガーのGTカーおよびサルーンは、同程度のクラスの自動車に比べかなり安価である。ライバルより低コストを実現できた理由は、インテリアに使われるウッドパネルの厚みを減らす、コノリーレザーのランクを他社の採用する物より落とすなどしていたためである。

イギリス王室御用達

高級車では XJ(1968年 - 現在)がトニー・ブレア前首相の公用車にも選ばれている。また、エリザベス2世女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子からワラント(御用達指定)を下賜されている。

ハンドル

ジャガーはイギリス車なので当然、元々は右ハンドルである。しかし、日本人で自動車に詳しくない人は「外車=左ハンドル」という認識を持っていることが多く、輸出用(右側走行国向け)の左ハンドルのジャガー(正規輸入モデルではXJ、XKに設定)に乗っている人が意外と多い。ディーラーも交通事情にあわせ右ハンドル車を販売するところと、前述の理由から外車らしくみせる為あるいは他の左ハンドル車からの乗り換えの際違和感がないようにとの理由で意図的に左ハンドル車を販売するところがある。これは現在のロールス・ロイス、ベントレーや(クラシック)ミニでも見られた現象であった。

車種一覧

Xタイプ
Sタイプ
XK コンバーチブル
Eタイプ

現行モデル

  • Xタイプ
  • XF
  • XJ
  • XK

デイムラー

ここではジャガー傘下に入ってからのモデルを挙げる。

  • デイムラー・SP250
  • デイムラー・マジェスティック・メイジャー
  • デイムラー・DS420
  • デイムラー・2.5リッター V8サルーン
  • デイムラー・V8 250
  • デイムラー・ダブルシックス - 同型ながらデイムラー・マジェスティック、デイムラー・センティナリーとして販売された車もある。詳しくはジャガー・XJを参照のこと。
  • デイムラー・4.0

絶版モデル

  • SS100
  • XK120
  • Cタイプ
  • Dタイプ
  • XKSS
  • XK140
  • XK150
  • Eタイプ(アメリカでの呼称はXK-E。Series 1~3まである)
  • Mk1/Mk2(240/340含む)
  • Sタイプ(初代)
  • 420
  • XJ220
  • XJR15
  • XJS
  • Sタイプ(X200系)

モータースポーツ

スポーツカーレース

ジャガーは1950年代から、スポーツカーレース、特にル・マン24時間レースで活躍した。1951年と1953年に Cタイプで、1955年から1957年までDタイプで総合優勝した。その後レースから遠ざかっていたが、1980年代中盤にトム・ウォーキンショー率いるTWR チームがジャガーのV12エンジンを使った耐久スポーツカーレース用の車を設計した。TWRチームは1988年と1990年のル・マンで総合優勝した。

F1

詳細はジャガー・レーシングを参照

日本でのビジネス

幾つかのインポーターの変遷を経て1986年、西武百貨店との共同出資で日本法人「ジャガージャパン株式会社」が設立された。その後1999年、西武百貨店が資本を撤退しジャガー・カーズ単独でジャガージャパンが運営されていたが、フォードPAGグループの発足に伴い、日本国内のPAGブランドの統括法人「ピー・エー・ジーインポート」と合併することとなった。

2005年、同じPAGブランドのランドローバーと営業部門を統合し「ジャガー&ランドローバージャパン」として運営を開始。独立店舗の他にも両ブランドの複合ショールームを展開する。

2008年3月26日、ジャガーとランドローバーがタタに約23億ドルで買収されたことに伴いフォードPAGグループから離脱することとなり、同年10月より日本でのビジネスは「ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社」が統括することとなった。

脚注

  1. ^ フォードがジャガーとローバーをタタ自動車に売却

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
  • ジャガー・カーズによるインターナショナルサイト
  • ピー・エー・ジーインポートによるジャガー・ジャパンの公式サイト
  • 株式会社ジャガー東京




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