スバル インプレッサの画像
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スバル インプレッサとは
インプレッサ(IMPREZA)は、スバルブランドを展開する富士重工業が生産・販売する乗用車である。1992年に発売を開始した。尚、この項では2010年の改良時に「インプレッサWRX STI」から改名された「WRX STI」についても併記する。
目次
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概要
レガシィの下位モデルという位置付けで登場し、世界市場=特にヨーロッパにおけるCセグメント市場を狙ったスバルの世界戦略車としての役割も担っている。後述するが、日本車としては1代1代のモデルサイクルが長いことでも知られる。
歴史
初代GC・GF型(1992年-2000年)
| スバル・インプレッサ(初代) GC・GF型 |
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|---|---|
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スポーツワゴン(欧州仕様・前期型)
スポーツワゴン(米国仕様・後期型)
カサブランカ(特別仕様車)
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| 販売期間 | 1992年 - 2000年 |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドアスポーツワゴン 4ドアセダン 2ドアクーペ |
| エンジン | 1.5L/1.6L/1.8L/2.0L 水平対向4気筒 |
| 変速機 | 5速MT/4速AT |
| 駆動方式 | FF 4WD |
| サスペンション | 前:ストラット式/後:ストラット |
| 全長 | 4,340mm |
| 全幅 | 1,690mm |
| 全高 | 1,405mm |
| ホイールベース | 2,520mm |
| 車両重量 | 1,220kg |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| データモデル | セダンWRX |
| -自動車のスペック表- | |
パッケージングはCセグメントと5ドアハッチバックそのものだが、スバルは5ドア版にステーションワゴンとしての使い勝手を追求した上で、新たに「スポーツワゴン」という概念を打ち出した。また、年次改良や特別仕様車の積極的な投入により、日本車としては異例の8年という非常に長期に渡るモデルサイクルを通じて高い商品力を維持した。[1]
レガシィRSに代わり世界ラリー選手権|(WRC)参戦車両として最高性能が与えられたモデルには「WRX」[2]の名が冠された。エンジンもレガシィRSに搭載されていたEJ20型・DOHCターボ(240ps)がヘッド周りを一新して搭載された。
ボディ・デザインはスバル内部によるものである。「フローイングライン」と名付けられたなめらかなシルエットなど、ほぼすべての角が丸められた柔らかなイメージを特徴としている。
シャシーは、初代レガシィをベースに開発され、全長で200mm、ホイールベースで60mm狭められ、全高を10mm嵩上げしている。ホワイトボディ[3]で175kgと、初代レガシィの200kgに対し25kgの軽量化、車両重量では80kgの軽量化を実現している。
エンジンは、全グレードに水平対向4気筒「EJ」型を採用している。初代レガシィRS(BC5)から引き継いだ「EJ20G」[4]、「EJ20」のシリンダライナーの変更によりボアを4.1mm縮小した「EJ18」、「EJ18E」のストロークを9.2mm縮めた「EJ16E」、さらに「EJ16E」のシリンダライナーの変更によりボアを2.9mm縮小した「EJ15E」の4種類が存在する。
トランスミッションは、NA車用として5速MTとE-4速ATが用意され、ターボ車用は、5速MTがノーマルレシオとクロスレシオ、それにE-4速AT・VTD-AWDトランスミッションが用意された。しかし、このマニュアルトランスミッションはファンの間で「ガラスのミッション」と呼ばれ、チューニングを進めた場合壊れやすいことで悪名が高かった(レオーネのときと基本構造が変わらないミッションを搭載していたため)。ゼロヨン競技等、急激にトルクがかかるような使い方には強度不足を露呈する。ただし400ps程度までならストリート及びサーキット走行においても特に問題はない。{要出典}
「WRX type RA STi」、「WRX type R STi」には、「DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」が機械式リアLSDとの組み合わせで用意された。DCCDとはシフトレバー脇に設置されたダイヤルで前後輪のトルク配分を任意調節出来る機構である。作動原理は、電磁式クラッチ[5]を応用したものである。合わせて、リヤデフがR180にサイズアップされ、機械式LSDが組み込まれる。またリヤドライブシャフトも太いもの、サイドブレーキのドラム径が大きいものが採用されている。
サスペンションは、フロントがL型ロアアーム式ストラット、リアが2本のラテラルリンクとトレーリングリンクを組み合わせたストラット式で、初代レガシィと共通である。セダン「WRX」のMT車にはバネ下重量軽減のため、アルミ合金製鍛造フロントロアアームを新たに採用している。
ブレーキは、ベンチレーテッドディスクブレーキが前輪に全車標準装備されており、「WRX」では後輪にも奢られている。また、D年改以降の「STiバージョン」にはフロントに対向4ポットキャリパーと16インチ対応ディスクロータ、E年改以降の「WRX type RA STi」、「WRX type R STi」にはさらにリヤ対向2ポットキャリパーと15インチ対応ディスクロータが採用された。
年表
- 1992年10月22日:インプレッサ・シリーズ(セダン、スポーツワゴン、セダンWRX)を発表、11月2日から発売。
- 1993年9月:一部改良でBタイプとなる。要望の多かったワゴンWRXを追加。同時にMTのみであったセダンWRXにもATを追加(220ps)。翌1994年1月、STI社製コンプリートカー「WRX STi」発売。環境対策としてエアコンガスの新冷媒の採用。
- 1993年8月:WRCデビュー。
- 1994年10月:一部改良でCタイプとなる。セダンWRX系が260psに出力アップ。同時にAT廃止。1.8Lの「HX edition S」に、このWRX用のフロントバンパーが標準となった。また、WRX系のアルミホイールが16インチになったのに併せ、タイヤも205/55R15から205/50R16にサイズアップされた。「WRX RA STi」の追加。
- 1995年1月 輸出向け2ドアクーペを「リトナ」名で国内発売。1.5L FF/1.6L 4WDの2種類。
- 1995年10月 ガードバーやスペアタイヤキャリアを備え車高を上げることでクロカン車の雰囲気を持たせた「グラベルEX(エックス)」を設定(但し、背面タイヤカバーには”GRAVEL EXPRESS”と書かれていた。のちに背面タイヤなし車も設定。総生産台数1,313台)。この試みは、後の「フォレスター」への試金石ともなった。また、正式カタログモデルとして「STiバージョン2」が登場。同時にWRCをイメージさせる青いボディカラー[6]の「STiバージョン2 555」をセダン555台、ワゴン100台で限定発売。
- 1996年1月:前年のWRCにおけるドライバー・メイクス両タイトル獲得を記念した限定モデル「V-Limited」を発売。販売台数は「WRX」ベースが1,000台、「WRX RA STiバージョン2」ベースが555台[7]。
- 1996年9月:中期型へのマイナーチェンジでDタイプとなる。フロント廻りを中心としたエクステリアの変更がおこなわれ、リア・コンビネーションランプのターンシグナル部分をクリアーに改める。またアルミホイールも新デザインとなっている。セダンWRX系のエンジンは高回転高出力化の図られたEJ20Kに変更され280psに到達、またEJ15、EJ18も改良を受けた。EJ20Eを搭載した「HX20S」の追加(特別仕様車からカタログモデルに格上げ)。EJ16は廃止。FFのみであった1.5Lに4WD車の追加。住友製フロント対向キャリパーを採用した「STiバージョン3」の登場。販売不評の国内向け2ドアクーペは廃止(同じ車体でピュアスポーツクーペWRXとして復活)。
- 1997年9月:一部改良でEタイプとなる。前面衝突安全性への対応のため、運転席エアバッグの標準装備化、助手席エアバッグのオプション設定を起因とする内装の大幅な変更(フォレスターと共用化)。「STiバージョン4」の登場。「WRX RA STi」「WRX R STi」でリヤブレーキにも対向キャリパーが採用される。
- 1997年10月:東京モーターショーにクラシカルな風貌の「カサブランカ」を参考出品。
- 1997年11月:台湾・大慶汽車工業股份有限公司で左ハンドルモデルの現地生産を開始。1.6L、1.8L、2.0Lターボモデルを生産。
- 1998年3月:22B-STI Version発売。[2]
- 当時WRCで3連覇を成し遂げたインプレッサWRC97を、ロードカーとして再現したモデル。クーペボディをベースに、鋼板プレスの専用ボディパネル(前後フェンダーパネル)および専用バンパー(前後)を用いたハンドメイドにより1,770mmまで全幅が拡げられたほか、エクステリア・パーツがWRカーの意匠に統一されていた。エンジンは、22B専用の水平対向4気筒「EJ22改」2,212ccエンジンを搭載。400台限定で価格は500万円だったが、瞬く間に完売した。
- スポンサーロゴの「555」を16進数に変換すると「22B」になる事から、グレード名の由来のひとつではないかと言われている。
- 1998年9月:後期型へのマイナーチェンジでFタイプとなる。WRX系のフロント形状を変更。全車ヘッドライトがマルチリフレクター・タイプに改められた。セダン・クーペSTiには大型トランクスポイラーが標準装備。F・Gタイプでは、全車フェイズ2と呼ばれる新設計のシリンダーブロック、シリンダーヘッドを採用。エアフローセンサーをはじめとした補機類も一新。2.0L DOHC・NAのスポーティグレード「SRX」が新登場。その他のエンジンも改良を受けた。WRX系にカヤバ社製倒立式ストラットの採用。STiバージョン5の登場。
- 1998年12月:5,000台の限定車として「カサブランカ」を発表。
- 1999年9月:一部改良でGタイプとなる。STi系の大型トランクスポイラーの断面形状の変更、「WRX STi」と「STiタイプR」にフロントアンダースポイラーを追加。ワゴン「WRX STi」とWRX系のアルミホイールが6スポークデザインのものへ変更。「WRX type RA STi」、「WRX type RA」にはオプションで砲弾型ドアミラーが設定された。MT車にクラッチスタートシステムの採用。「STiバージョン6」の登場。限定販売だった「カサブランカ」がカタログモデルに昇格。
- 2000年月:STIによるコンプリートカー「S201 STi Version」発売。[3]
- STIによりチューニングされたEJ20エンジンは、最高出力300psを誇った。また、サスペンションやエクステリアも、STIの技術が注ぎ込まれていた。300台限定で、価格は390万円だった。
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セダン(前期型・北米仕様) |
スポーツワゴン(前期型リア・欧州仕様) |
クーペ(欧州仕様) |
プロドライブ製作のグループA仕様ラリーカー |
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WRX type RA STi |
スポーツワゴン1.8ℓ edition S |
インプレッサ22B STiバージョン |
WRX type RA STi VersionV |
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WRX STi VersionV |
WRX G |
グラベルEX(GRAVEL EXPRESS) |
WRX type R STi |
2代目GD・GG型(2000年-2007年)
| スバル・インプレッサ(2代目) GD・GG型 |
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|---|---|
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4ドアセダンWRX(前期型)
スポーツワゴンWRX(中期型)
WRX STI specC typeRA-R(後期型)
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| 販売期間 | 2000年 - 2007年 |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドアスポーツワゴン 4ドアセダン |
| エンジン | 1.5L/1.8L/2.0L/2.0Lターボ 水平対向4気筒 |
| 変速機 | 4速AT/5速MT/6速MT |
| 駆動方式 | FF 4WD |
| サスペンション | 前:ストラット/後:ストラット |
| 全長 | 4,415mm |
| 全幅 | 1,695-1,740mm |
| 全高 | 1,425mm |
| ホイールベース | 2,525mm |
| 車両重量 | 1,390kg |
| 最小回転半径 | 5.4m |
| データモデル | セダンWRX |
| -自動車のスペック表- | |
ボディデザインは初代を引き継いでセダンとスポーツワゴンが用意されたが、スポーツワゴンが5ナンバー枠に収まるのに対し、セダンはスポーツ走行での安定性を考慮しブリスターフェンダーを備えた3ナンバーサイズとなった。また、スバルブランドがイメージ模索に迷走するあおりを受けてそのライフスパンの中で大きく3度に及ぶ大幅なフェイスリフトを受けた。スポーツワゴンは一時期、サーブ・9-2Xとして北米市場にOEM供給された。
2代目開発当時、各メーカーで盛んに叫ばれていたいわゆる「衝突安全ボディー」の設計に注力され、「新環状力骨構造[8]」の採用、また前面衝突時の衝撃を効果的に吸収するサブフレームが前端に追加された。「STi」では剛性の確保が根本的に見直され、サイドシルの断面積拡大、ストラットボックス、クロスメンバー部の補強などが行われた。
2.0L ターボ、2.0L NAには、新たに可変バルブタイミング機構(AVCS)を吸気側に新たに採用した。
2.0Lターボ車に新たにTGV(タンブル・ジェネレーション・バルブ)が採用され、燃焼効率の向上、触媒の二重化[9]による始動直後の排出ガスレベルの低減を実現し、STiを除く全車が平成12年度基準排出ガス25%低減レベル適合(G-LEV)した。また、2.0Lターボ、2.0L NAが「良低排出ガス車(☆)」、1.5Lが「優低排出ガス車(☆☆)」に適合し、「グリーン税制[10]」対象車となっている。
4WDモデルでは5速MTにVCU(ビスカスカップリング)方式センターデフを、E-4速ATに「MP-T」を用いたアクティブトルクスプリット4WDを採用している。4WDターボ用には、5速MTとして従来のTY75型(VCU方式センターデフ)を引き継いでいる。E-4速ATとしてレガシィと共通の、遊星歯車式センターデフ+「MP-T」によるVTD-AWDトランスミッションが搭載された。STiには、今回は全くの新開発のスバル内製「TY85」型6速MTが搭載された。先代ではガラスのミッションと酷評されたが、この代から搭載されたミッションは強度が見直された。
全国の警察の機動捜査隊に後期型WRXが覆面パトカーとして導入されている他、フランス国家憲兵隊では高速道路での取り締まりで使用されている。
年表
- 2000年8月23日、WRX(4ドアセダン)とスポーツワゴンが登場。WRXは2.0L・AWDのみ。ワゴンに1.5LFFを設定。2.0Lターボ、NA車が「良低排出ガス車(☆)」、1.5Lが「優低排出ガス車(☆☆)」適合。
- 2000年10月、「WRX STi」、「スポーツワゴン STi[11]」登場。新たに吸気側にAVCSを装着。
- 2001年11月、「WRX STi type RA specC」を追加。
- 2001年12月 WRCドライバーズ・タイトルを獲得。
- 2002年6月、「WRX STi type RA spec C」をベースにした、ストリートにおけるオンロード性能の向上を徹底追求したSTI社製コンプリートカー「S202 STi Version」を発売。
- チタンマフラー、専用ECUの採用により320psの最高出力を実現。パワーウインドウなどの快適装備が特別設定されていた。[4]
- 2002年11月、中期型にマイナーチェンジ。Cタイプとなる。評判の芳しくなかったエクステリアを大幅変更(いわゆる丸目⇒涙目)。あわせてエンジン・シャシーにも大幅に変更が加えられた。特にSTiのエキゾーストマニホールドが等長化されたことが大きな変化であり、スバルの水平対向エンジン搭載車特有の「ズドドド」という音が小さくなった。ワゴンの4WDターボ車に「WRX」の名称が復活。セダン、ワゴン共にホイールは17インチに拡大、対向ブレーキキャリパーが採用された。同時にワゴンSTi、セダンWRX-NAは廃止となった。
- 2003年9月、一部改良でD型へ。セダンに、新たに5ナンバーボディのSOHC 1.5Lモデルが追加された。
- 2004年6月、一部改良でEタイプへ。STiはさらにパフォーマンスアップ。フロントハブの強化、ホイールPCDを従来の100mmから114.3mmに拡大。
- 2005年1月、「WRX STi」をベースに「グローバルピュアスポーツセダン」をコンセプトにしたSTI製コンプリートカー、「S203」を発売。
- S203よりベースモデルがspec CからSTiとなった。専用の減衰力4段可変式ストラット、ピロボール式リヤサスペンションリンク、ドライカーボン製フロントアンダースカート、専用リヤウイング、BBS社製18インチ鍛造アルミホイール、STI・レカロ社共同開発の専用ドライカーボン製リクライニング機構付フロントバケットシートなどを装備していた。[5]
- 2005年6月、後期型にマイナーチェンジ。Fタイプとなる。このモデルより、ブランド名グレード名ともSTI(すべて大文字)に統一。再びエクステリアの変更が行われ、「スプレッドウイングズグリル」と呼ばれる飛行機をモチーフにしたフロントグリルデザインを採用する(いわゆる涙目⇒鷹目)。
- 2006年1月、STI製コンプリートカー「S204」発売。
- 基本的なメカニズムはS203と共通。STIとヤマハ発動機が共同開発した、車体への入力を減衰するパフォーマンスダンパーが新たに採用されたのがトピックだった。600台限定で、価格は480万9,000円だった。[6]
- 2006年6月、一部改良でGタイプへ。1.5Lモデルに、新たにDOHC・ロングストローク設計のEL15型エンジンが登場した。
- 2006年11月、「純粋に速く、安全に、本気で攻められるインプレッサ」をコンセプトとした特別仕様車「WRX STI spec C type RA-R」を発売。
- ブレンボ製6ポットキャリパー(フロント)や235/40R18タイヤなどを採用して、ショートコース・サーキットでの走行性能を向上していた。[7]
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スポーツワゴン(欧州仕様) |
ポッサム・ボーン選手のGr.A車 |
WRX2.5RS |
WRX STI |
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WRX STI 交通機動隊パトロールカー |
15i リヤ |
WRX STi |
STi インテリア |
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フランス国家憲兵隊の高速隊パトロールカー |
3代目GE・GH・GR・GV型(2007年-)
| スバル・インプレッサ(3代目) GE・GH・GR・GV型 |
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2007年式WRX(北米モデル)
同リア
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| 販売期間 | 2007年 - |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドアハッチバック 4ドアセダン(アネシス) |
| エンジン | 水平対向4気筒 EL15 1.5L DOHC 16バルブ AVCS EJ20 2.0L SOHC 16バルブ EJ20 2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ |
| 変速機 | 5速MT/スポーツシフトE-4速AT |
| 駆動方式 | FF 4WD[12] |
| サスペンション | 前ストラット/後ダブルウィッシュボーン |
| 全長 | 4,415mm(5ドアハッチバック) 4580mm(アネシス(セダン)) |
| 全幅 | 1,740mm |
| 全高 | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,620mm |
| 車両重量 | 1,230 - 1,410kg(5ドアハッチバック) 1,230-1,360kg(アネシス(セダン)) |
| -自動車のスペック表- | |
| スバル・インプレッサWRX STI(3代目) | |
|---|---|
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WRX STI(参考出品車)
WRX STI A-Line
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| 販売期間 | 2007年 - |
| 乗車定員 | 5名 |
| ボディタイプ | 5ドアハッチバック 4ドアセダン |
| エンジン | 水平対向4気筒 EJ20:2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ EJ25:2.5L DOHC 16バルブ デュアルAVCS シングルスクロールターボ |
| 最高出力 | EJ20:227kW(308ps)/6,400rpm EJ25:221kW(300ps)/6,200rpm |
| 最大トルク | EJ20:422N・m(43.0kg・m)/4,400rpm EJ25:350N・m(35.7kg・m)/2,800-6,000rpm |
| 変速機 | 6速MT/E-5速AT |
| 駆動方式 | 4WD(DCCD方式4WD) 4WD(VTD-4WD) |
| サスペンション | 前:ストラット/後:ダブルウィッシュボーン |
| 全長 | 4,415mm(5ドア)/4,580mm(4ドア) |
| 全幅 | 1,795mm |
| 全高 | 1,470-1,475mm |
| ホイールベース | 2,625mm |
| 車両重量 | 1,470-1,490kg |
| -自動車のスペック表- | |
ノーマルモデル
商品コンセプトを「新快適スタイル」とし、4ドアセダンと先代までに存在したスポーツワゴンに代わって登場した5ドアハッチバックの2モデルとなった。ただし、日本では5ドアハッチバックの販売が先行し4ドアセダンは約1年遅れて市場に投入された(2008年10月8日)。なお、いずれのモデルも全幅が1,700mmを超えるので3ナンバーとなる[13]。シャシーはBL/BP型レガシィのプラットホームを基にした「SI-シャシー(Subaru Intelligent Chassis)」を新たに採用し、リアサスペンションの形式が従来のストラット式から新開発のダブルウィッシュボーン式へと変更された。ドアも従来の枠無ドアから、枠付ドアに変更された。
エンジンについては、1.5Lモデル「15S」はEL15型DOHC16バルブ、2.0Lモデル「20S」はNA仕様がEJ20型SOHC16バルブであり、ツインスクロールターボ仕様「S-GT」がEJ20型DOHC16バルブである。これに伴い既存の1.5LのEJ15型SOHC16バルブエンジンは廃止された。この3代目から日本国内向け2.0Lターボ車のグレード名は「WRX」から「S-GT」となったが、日本国外モデルのターボ車(全て2.5L)は先代同様「WRX」のグレード名を使用する。
2007年11月20日、新型インプレッサはアメリカの保険団体の衝突安全テストで、最高評価を獲得した。また、2008年4月21日国土交通省などが、安全性能の評価が最も高い車に与える2007年度の「自動車アセスメントグランプリ」に選ばれ表彰を受けた。
発売当初から発表はあったものの、しばらくセダン投入の動きは見られず、富士重工は「日本市場の様子を見てセダンの販売を検討していく」としていたが、同年11月29日、日本国内でもセダンを投入すると報じられた。[14] 当初は2008年初頭の発表が噂されたが、報道から約9ヶ月後の同年10月8日に「インプレッサアネシス」の名で発売が開始された。
アネシスの特徴として「ツーリング・コンフォート」をコンセプトとし、ゴルフバッグを4つ積載できる広大なトランクルームを備えるとともに、光輝タイプのヘッドライトや専用フロントグリルによりハッチバックとは異なるフロントマスクとなっていることが挙げられる。また、インテリアに関しては上級モデルにパールスエードと本革を組み合わせて上質感を演出している点も、ハッチバックと異なる点である。エンジンは1.5LNAのEL15型DOHC16バルブと2L自然吸気のEJ20型SOHC16バルブの2種で、ターボ搭載のS-GTや先代のWRX系[15]は設定されない。また、アネシス登場を機にハッチバックにも一部改良が実施され、新デザインのフロントグリル、LEDサイドターンランプ付きドアミラー(2Lのみ)、ブラックトリムと後席中央3点式シートベルト&ヘッドレストを装備するなど機能性と質感の向上を図った。
XV
5ドアハッチバックをベースに2010年6月のノーマルモデルの改良時に同時に登場。一体感のある造形タイプの専用フロントグリル&バンパー、サイドクラッディング、ルーフレール、ルーフスポイラーを装備し、インテリアにはブラウンをアクセントに使用している。
ある種「グラベルEX」の再来ともいえるが、専用サスペンションを採用しているにもかかわらず、ロードクリアランスがノーマルモデルと同じなのは「使い勝手を最優先し、車高を上げないほうが都合がいいと判断したから」である[16]。
WRX STI
2007年10月24日に発売された。先代までのセダンボディから、ショートオーバーハングの5ドアハッチバックボディとなった。型式はCBA-GRBである。
エクステリアには大きく張り出しエッジを効かせた前後フェンダーを採用し、独自の存在感を出した。これにより、WRX STIとして初めて標準インプレッサシリーズとは別の専用ボディとなり、前述の通り車両型式も専用となった。
インテリアでは、新たにレカロ社製フロントバケットタイプシートをメーカー装着オプションで設定した。本革巻3本スポークステアリング、3連式のレッドルミネセントメーターや、テレスコピックステアリングも採用された。
走行面では、SI-DRIVEやマルチモードDCCD、マルチモードVDCなどのメカニズムが新たに採用された。先代に続きツインスクロールターボを採用した新開発のEJ20エンジンは280psの自動車馬力規制を超え最大出力308psとなり、同時に低・中回転域のトルクも向上したほか、可変バルブタイミング機構・AVCSが吸気、排気の双方に設けられた[17]。走行性能を高めながらも、「平成17年排出ガス基準50%低減」を達成した。
2010年7月1日より4ドアも販売され、同時に5ドアがフロント等をマイナーチェンジされた。 グレードはともに2.0Lターボに6MTの組み合わせの「WRX STI(型式 GRB/GVB)」と2.5Lターボに5ATの組み合わせの「WRX STI A-Line(型式 GRF/GVF)」の2種で、後者にはサンルーフやタン色本皮革シートが選べる「プレミアムパッケージ」を用意。 また、この年改により正式名称が「スバル インプレッサ WRX STI」から「スバル WRX STI」に変更された。
年表
- 2007年4月 ニューヨーク国際オートショーで発表(ワールドプレミア)。
- 2007年6月4日 フルモデルチェンジ。国内の目標月間販売台数はシリーズ全体で2,500台と発表されている。グローバルの目標年間販売台数は12万台で45%を米国、25%を日本、20%を欧州、10%をその他の地域で売るとしている。
- 2007年10月24日 追加モデル「WRX STI」発売。
- 11月14日 特別仕様車「BEAMS EDITION」発表・発売。
- セレクトショップのBEAMSとコラボレートしたモデル。ボディカラーにBEAMSのイメージカラーであるオレンジが設定されているほか、専用の本革シートを装備していた。
- 2008年5月15日 特別仕様車「15S コンフォートセレクション」発売。消臭ルーフトリムなどの快適装備が標準装備となっていた。また、ボディカラーでは、「15S」に初めてWRブルー・マイカとスパークシルバー・メタリックが設定された。
- 2008年10月8日 4ドアセダン「アネシス」発売。同時にシリーズ一部改良。グレード名の変更(S-GT→2.0GT等)、新グレードの追加、2.0L NAモデルへのFF車の設定される。5ドア車はボディカラーに「ダークアメジスト・ギャラクシィ」を新たに追加した他、ボディカラー「ニューポートブルー・パール」、「トパーズゴールド・メタリック」を廃止。
- 2008年10月23日 特別仕様車「STI 20th ANNIVERSARY」発売開始。WRX STIをベースに、"曲がる楽しさ"にこだわり「匠のハンドリング」をテーマとし、S402でも採用されたフレキシブル・タワーバーの搭載など、シャシーを中心にSTIによるチューニングが施された。300台の限定受注生産で、車両本体価格は412万6,500円(税込み)。
- 2009年2月24日 「WRX STI」の一部改良とともに、追加モデル「WRX STI A-Line」発売開始、B型となる。一部改良では、ヒルスタートアシストのキャンセル機能の追加、インフォメーションディスプレイでの瞬間燃費の表示、運転席パワーシート化(メーカー装着オプションのレカロシートを除く)、ボディカラーの変更などが行われた。「WRX STI A-Line」はWRX STI史上初となる2ペダル仕様として派生したモデルである。専用2.5Lシングルスクロールターボエンジンが搭載され、パドルシフトおよびシフトダウン・ブリッピング・コントロール付5速ATが架装された。また、トランスミッションの変更に伴い、4WD方式はVTD-4WDとなった。その一方で、等長等爆エキゾーストマニホールドは採用されず、ブレンボ社製ベンチレーテッドディスクブレーキはオプション装備とされた。
- 2009年7月23日 特別仕様車「STI spec C」発売開始。WRX STIをベースに、ボールベアリングターボや専用ECUの採用により、レスポンスと加速性能を向上させた他、GDB型以来となるインタークーラーウォータースプレイを採用。シャシー剛性の向上を図った他、アルミ製フロントフード、軽量ガラス、小型バッテリーなどの採用により軽量化。販売計画は2009年12月27日受注分までの限定900台。「18インチタイヤ仕様車」と「17インチタイヤ仕様車」を設定。但し17インチタイヤ仕様車は台数、受注期間のいずれも限定はないが、エアコンが後からも装着できない競技用途を想定したものである。
- 2009年9月2日 一部改良。5ドアモデルはフロントグリルデザインを変更し、コンソールボックスの上蓋部をソフトパット化。サスペンションやリアショックアブソーバー、ステアリングシステムの特性変更を行い、操縦安定性や乗り心地、操作性などを向上させた。AWD車には「SYMMETRICAL AWD」のエンブレムをリアに装着した。新設された「i-S」系グレードには、ホワイトルミネセントメーターやシート表皮のメイン部にアルカンターラを採用。また、2.0GTと共通デザインのバンパー、サイドシルスポイラーやアルミホイール(1.5L車は16インチ、2.0L車は17インチ)などを装備し、スポーティさを高めた。また、全車で新ボディカラー「ブリティッシュレーシンググリーン・パール」を追加し、5ドア車のボディカラー、「ダークアメジスト・ギャラクシィ」と4ドア車のボディカラー「ミッドナイトブルー・パール」を廃止。
- 2010年1月7日 特別仕様車「WRX STI A-Line type S」を発売。「WRX STI A-Line」をベースにアルカンターラと本革を組み合わせた専用シートを採用するとともにRECARO製専用フロントシートをオプション設定。さらに、内装の一部に赤ステッチを施し、アルミホイールをガンメタリック塗装の軽量タイプを採用した。同日に最高出力235kw(320PS)、最大トルク431N・m(44kg・m)のハイパフォーマンスを持つ専用ターボエンジンを搭載したほか、「WRX STI Spec C」で採用された装備や仕様を生かし内外装の加飾を控え、走りに磨きをかけて設計したコンプリートカー「R205」を発売。こちらは400台の限定販売である。
- 2010年6月24日 一部改良。ボディカラーにオプションカラーの「カメリアレッド・パール」を追加。さらにメーカーオプションにはフルセグ地上デジタルチューナーを内蔵し、「SUBARU G-BOOK mX」に対応したオーディオ一体型HDDナビゲーションシステムを追加した。同時にクロスオーバーモデル「インプレッサXV」が追加され、設定されていたボディカラー「ブリティッシュレーシンググリーン・パール」、「ライトニングレッド」を廃止。
- 2010年7月1日 「WRX STI」をマイナーチェンジ。同時に4ドアモデルを追加。新ボディカラー「プラズマブルー・シリカ」が設定され、5ドア車のボディカラー「ライトニングレッド」を廃止した。外装では前バンパーおよびラジエターグリルが変更され、冷却効率の向上を目指した。また、ショックアブソーバー、コイルスプリングの特性がグレード毎に見直された。4ドアのMT車には大型のトランクスポイラーが装着される。「A-Line」のプレミアムパッケージは、ブラックハイラスター塗装のBBS製アルミホイールや、タンカラーの革内装となる。
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20S |
20Sインテリア |
STI インテリア |
セダンWRX(北米仕様) |
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WRCコンセプト |
BEAMS EDITION |
モータースポーツ
ラリー
インプレッサは初代から一貫してモータースポーツ、特にラリー競技と切り離せない関係にあり、世界ラリー選手権(WRC)ではシトロエンやプジョーと互角の闘いを繰り広げ、国内イベントでも常にチャンピオン争いに絡む活躍を見せてきた。2.0Lクラスのラリー競技用車両としては、日本はもちろん世界的にも三菱自動車工業のランサー・エボリューションと並び称され、特に近年のグループNクラスはほぼこの2車種が独占する状況にあるなど、スバルの世界的なブランド・イメージの構築に大きく貢献している。
WRCでは、これまでマニュファクチュアラーズチャンピオン3回(1995年、1996年、1997年)、ドライバーズチャンピオン3回(1995年、2001年、2003年)を獲得している。また、競技本番用としてだけでなく、ラリーステージの下見(レッキ)を行う際の車としてスバルチーム以外にも使用されることがある(大抵のWRC参戦メーカーは自社の市販車に四輪駆動車を持たないことが多いため)。
2008年12月16日、スバルは世界的不景気の影響と、ここ数年勝利が遠ざかっていることもあり、当初の目的はおおむね達成したとの判断から、2009年末で、WRCのトップカテゴリーへの参戦を卒業するという見解を理由にWRC参戦の終了を発表し、これに伴ってワークスインプレッサのWRC参戦が無くなった。
初代4ドア・グループA(1993年~1996年)
ホモロゲーション名は「インプレッサ555」[18]。 WRC(世界ラリー選手権)には、1993年シーズン終盤の第9戦「1000湖ラリー」からレガシィに代わって投入され、アリ・バタネンのドライブにより初参戦にして2位という鮮烈なデビューを飾った。1994年には、1990年、92年のWRCドライバーチャンピオン、C.サインツのチーム加入を得てその繊細なセッティング能力によって戦闘力が一気に向上、第6戦「アクロポリス・ラリー」で初優勝を果たし、マクレーの手による2勝と併せてマニュファクチャラーズポイントでも2位を獲得した。1995年には8戦中5勝を挙げて、スバルは本格参戦から6年目にして、マニュファクチャラーズ及びドライバーズ(C.マクレー)のダブルタイトルに輝いた。続く1996年も、ドライバーズタイトルこそ三菱のトミ・マキネンに奪われるものの、マニュファクチャラーズタイトルを2年連続で獲得。グループA最強のラリーマシンとして認知され、欧州におけるスバルのブランディング向上とインプレッサの販売および日本におけるラリー人気の拡大に大きく貢献した。
初代2ドア・ワールドラリーカー(1997年~2000年)
グループA規定が緩和されたワールドラリーカーの導入にあたってスバルは2ドアのリトナをベース車に選択。97年にもドライバーのポイントの積み重ねでマニュファクチャラーズタイトルを獲得。日本メーカーでは唯一の3年連続のマニュファクチャラーズタイトルを達成した。だがこれ以降、マニュファクチャラーズタイトルからは遠のいてしまう。2000年には、2代目インプレッサへの移行を見越した大々的な改修が施された。
2代目4ドア・ワールドラリーカー(2001年~2008年)
2001年にはリチャード・バーンズが、2003年にはペター・ソルベルグが、それぞれWRCドライバーズ・タイトルを獲得。2004年初開催となったラリージャパンではペター・ソルベルグが勝利し、記念すべき初代王者に輝いた。さらに、2005年にはプロダクションカーWRC(PCWRC)で新井敏弘がシーズン・チャンピオンを獲得した。しかし、ライバルチームの戦闘力向上に追いつかなくなった2006年、2007年に、スバルは屈辱的な年間未勝利に終わった。
3代目5ドア・ワールドラリーカー (2008年)
フルモデルチェンジに伴い、リアオーバーハングが短くホイールベースが長いハッチバックボディになったため、ようやくシトロエン・フォードなどのライバルと同等のボディ・次元で戦えるようになった。
しかし、タバコスポンサーの撤退に伴い、資金が豊富なシトロエンやフォードに比べテストが不足し、プロドライブにおける度重なるトップエンジニアの更迭・引き抜き・解雇等に端を発する開発現場の混乱も手伝い、マシンの開発や熟成に時間がかかっているといった問題が、新型へスイッチされてもなお、改善されなかった。また、WRカーレギュレーションはエンジンの搭載位置および搭載角度は規定内で変更可能であり、横置き直列4気筒エンジンならマシン中央部に寄せて倒す等、重心位置を大幅に改善する設計が可能だが、水平対向エンジンを縦置きにレイアウトしているインプレッサにはほとんど改造の余地が無く、グループAでは絶大だったロードカーとしての素性の良さを生かせないWRカー規定自体がインプレッサに不利だった。
2008年12月16日に、同年をもってWRCから撤退することが正式に発表され、長きにわたって維持されてきたインプレッサによるワークス・エントリーの歴史に終止符が打たれた。同一車名による14年間連続ワークス・フルエントリーは、WRC史上最長記録となっている。
ラリーアメリカ
世界ラリー選手権(WRC)以外のラリー競技では、ラリーアメリカで"Subaru Rally Team USA"が活躍中である、中でもケン・ブロックとトラビス・パストラーナは人気の選手である。
サーキット
インプレッサはラリー以外の分野でも活躍している。
全日本ツーリングカー選手権(JTCC)には、1996年と1998年にSYMSレーシングから初代スポーツワゴンで出場していた。レギュレーション上、駆動方式の変更が認められていた為FRとし、同一メーカー製造のエンジンであれば換装可能であったので、EJ18をボアアップし、EJ20のDOHCシリンダーヘッドとドッキングさせた、2.0L NA DOHCエンジンが搭載された。
SUPER GT(旧:JGTC)には、1997年の最終戦より初代2ドアクーペで出場し、2002年より2代目4ドア車が特認車両として出場していた。当初は、4WD車には最低車重が上乗せされるレギュレーションであったため、4WDによるトラクションより車重を抑える方が得策との判断からFRが選択されていた。その後、駆動方式による最低重量区別が無くなった2006年の途中から4WD仕様が参戦している。また、インプレッサの活躍もあってか2008年より4ドア車も認められ[19]、同年第4戦 マレーシアにおいて、4ドアそして4WD車として初優勝を飾った。しかし、2009年はチームが活動を縮小したため、参戦していない[20]。
スーパー耐久では2002年・2005年にST2クラス(旧クラス2)のシリーズチャンピオンを獲得している。
D1グランプリにチームオレンジのマシンとして初代、2代目(涙目、涙目改鷹目GDB)が使用されていた。スバルの水平対向4WDは縦置きであり、センターデフの小加工でFRにできる為、比較的早く4WD改FR仕様が製作された。無論、後輪に全出力が集中する為、後軸周りを中心とした駆動系の強化は必須となる。
車名の由来
インプレッサの名称、IMPREZAとは、「紋章」「金言」などの意を持つ英語"IMPRESA"からの造語である[21]。
ハイパワーモデルの呼称であるWRXとはWRCの「WR」とレオーネのスポーツグレードで採用されていた呼称「RX」を掛け合わせた造語である。
ちなみに3代目セダンのサブネームであるアネシス(ANESIS)とはギリシャ語で「安心」「リラクゼーション」を意味し、クロスオーバーモデルのXVはCrossover(=X-over) Vehicleを意味する。
脚注・出典
- ^ ただし、スバルでこの程度のモデルサイクルは珍しくなく、サンバーは3代目~5代目までいずれも8~9年、現行の6代目で10年以上、初代ドミンゴは11年、初代ジャスティは10年、初代プレオは11年である。
- ^ 「WRX」とはかつてスバルのスポーティモデルを担っていたレオーネ RXから由来している。初代WRX(GC8型)のパッケージングの決定にはスバルワールドラリーチームとして活動しているイギリス・プロドライブ社の意見も数多く取り入れられたといわれている。
- ^ 無塗装、エンジン・補器類・内装を装備しない基本骨格構造のみのボディ。
- ^ 「WRX type RA」には「インタークーラー・ウォーター・スプレー」を装備している。
- ^ 電磁石を持つ円盤、鉄製円盤の2枚の円盤(クラッチプレート)からなり、回転する電磁石側の円盤に電流を流すと発生した磁力によりもう片方の鉄製円盤が吸い寄せられ摩擦力が発生し、トルクが伝わるというもの。電流のON/OFFで動力の伝達・非伝達が切り替えられ、また電力を調整することで伝達率も調節出来る。
- ^ 一般販売車に設定されていたメタリックカラーの青とは別色の、スポーツブルーと呼ばれる当時のワークスラリーカーの塗装と同じ、ソリッドカラーの青である。
- ^ 1997年と1998年にもWRCメイクスタイトル獲得を記念して「V-Limited」が発売されたが、1999年と2000年はWRCでタイトルを逃したため、特別仕様車「Limited」として発売された。また、ベース車両は年によって異なる。
- ^ A,B,C各ピラーの上下端を左右一対で環状に繋ぐことで籠のような構造を成し、衝突時の衝撃を各フレームに分散させることでキャビンの変形を防ぎ、結果乗員を保護するというもの。全方位衝突に対応するという。三代目レガシィで初めて採用された。
- ^ プリ触媒:従来の触媒の他に高温度になりやすいターボチャージャーの直後にもうひとつ触媒を設置して、エンジン始動後早期に触媒の活性化、エンジン始動直後の排出ガスのクリーン化を図る。
- ^ 低燃費・低公害車の自動車税・自動車取得税を軽減する[1]。
- ^ ワゴンSTiは約2年の生産期間(中期型からはカタログ落ち)で、およそ800台しか生産されなかった希少車である。台数限定車ではない。
- ^ AT車はアクティブトルク スプリット4WD、MT車はビスカスLSD付センターデフ方式4WDとなる。
- ^ インプレッサが全車3ナンバー化されたことにより、スバルの軽自動車やトヨタとダイハツからのOEM車種であるDEXを除く乗用車はすべて3ナンバー登録の普通乗用車となっている。
- ^ 富士重、インプレッサにセダン設定(日刊自動車新聞)
- ^ ただし、3代目の4ドアセダンのWRXにおいては北米仕様、並びに豪州仕様に限り存在する。
- ^ 【スバル インプレッサ XV】車高アップは必要ないカービュー 2010年7月20日
- ^ デュアルAVCSと呼称
- ^ 「555」の数字は、当時スバルチームのスポンサーだったタバコブランド「ステートエクスプレス555」を、タバコ広告禁止国でもアピールするべく車両名にブランド名を付与したもの。
- ^ 同車系に2ドアモデルが無い場合のみ4ドアモデルも使用できる。
- ^ スバル車としてはクスコスバルインプレッサに代わって、この年フルモデルチェンジしたレガシィB4がR&D SPORTより参戦している。
- ^ 若さ、軽快さ、スポーティなどのイメージを付加したクルマとして、新しい時代に、新鮮な印象(=IMPRESSION)を与える意味も込めてネーミング(1992年10月発行 スバル インプレッサWRXカタログ92A-9(92.10)より)したという。
関連項目
- 富士重工業
- スバル・フォレスター - 代々インプレッサとシャシーを共有している。
- スバル・レガシィ - 同上。
- スバル・レオーネ
- サーブ・9-2X - 2代目インプレッサ・ワゴンの姉妹車
- 三菱・ランサーエボリューション
- 世界ラリー選手権
- プロダクションカー世界ラリー選手権
- グループA
- グループN
- 新井敏弘
- ペター・ソルベルグ
- クリス・アトキンソン
- ミッコ・ヒルボネン
- マルコ・マルティン - 2001年に在籍。2005年に引退後、2008年にインプレッサWRC 2008のテストドライバーに。
- リチャード・バーンズ
- コリン・マクレー
- ポッサム・ボーン
- トミ・マキネン
- カイル・マクラクラン
- プロドライブ
- キャロッセ
- Subaru World Rally Team - 英語版 Wikipedia
- 頭文字D - GC8が藤原文太の愛車として登場する。入手後は拓海も運転している。
- 熊久保信重
外部リンク
- SUBARU : 車種紹介 > インプレッサ(SUBARU オフィシャルWebサイト)
- SUBARU : 車種紹介 > WRX STI 5door(SUBARU オフィシャルWebサイト)
- SUBARU : 車種紹介 > WRX STI 4door(SUBARU オフィシャルWebサイト)
- チャンネルスバル(Channel SUBARU)
- スバル モータースポーツマガジン
- STIオフィシャルサイト
- STI Version STIバージョン・STIコンプリートモデル(Sシリーズ)などの紹介。
- スバル興産 STI参戦ニュルブルクリンク24時間耐久レース観戦ツアー
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