自動車と世界の自動車メーカー

jp.world-car-auto.com

 

フォルクスワーゲン ポロの画像

フォルクスワーゲン ポロの画像は随時、更新されます。お目当てのコンテンツを見た後でまた見に来てください。

フォルクスワーゲン ポロとは

フォルクスワーゲン・ポロ(Volkswagen Polo)はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンのコンパクトカーである。

目次

  • 1 概要
  • 2 名称
  • 3 歴史
    • 3.1 初代 86型(1975年 - 1981年)
    • 3.2 2代目 86C型(1981年 - 1994年)
    • 3.3 3代目 6N型(1994年 - 2001年)
    • 3.4 4代目 9N型(2001年 - 2009年)
    • 3.5 5代目 6R型(2009年 - )
  • 4 モータースポーツ
    • 4.1 ラリー
    • 4.2 レース
  • 5 その他
  • 6 関連項目
  • 7 外部リンク

概要

フォルクスワーゲンの主力モデルであるゴルフと同様、フロントにエンジンを横向きに配置し、前輪を駆動するというコンベンショナルなスタイルを採るコンパクトカーで、フォルクスワーゲンにとっては日本での年間販売台数が常に1万台を超える中核モデルである。ユーザーの60%が女性であり、これは日本でのフォルクスワーゲン全体において女性ユーザーが占める割合を大きく超える。

モデルチェンジのたびに明確なボディサイズの拡大を行ってきたゴルフに対し、ポロの大きさは現行モデルでも2代目ゴルフ程度と、かつてゴルフが担っていたベーシックなコンパクトカーの役割を果たしており、このクラスのベンチマーク的存在である。

主なボディ形式はハッチバックタイプだが、歴代の各モデルを通してセダンタイプが存在し、エステートやクーペタイプがラインナップされていたこともある。しかし、歴代モデルとも日本に導入されたのは一部のボディタイプのみである。現在、セダンタイプは中国、ラテンアメリカ、南アフリカおよびその他アフリカ地域にて販売されている。

歴代を通してスポーツモデルが存在する。3代目からは“GTI”名を冠したポロGTIが、そして2005年にはFWDのクロスオーバーSUVタイプの「クロスポロ」が登場している。

ルポの販売が終了した2009年12月現在、日本におけるラインナップ中の最小モデルとなっている。北米市場ではポロは販売されていない(市場によってフォックスという下位モデルが存在する)。

日本へは3代目モデルからフォルクスワーゲン グループ ジャパンによる本格的な輸入が開始されたが、かつては2代目のポロクーペCLとポロダービィ(日本名:ポロクラシックCL)がヤナセにより限定輸入・販売された。

名称

ポロと同時期に発売されたフォルクスワーゲン車のモデル名が風の名称に由来する(ゴルフ、ジェッタ、ヴェント、ボーラ、シロッコetc)事から、ポロも同様にポーラーウィンド(polarwinds(極域電離圏からのプラズマ流出現象))に由来するとされてきたが、スポーツのポロやマルコ・ポーロに因んだなどの説もある。

歴史

初代 86型(1975年 - 1981年)

フォルクスワーゲン・ポロ(初代)
86型
前期型
VW Polo LS I 1977 green vl TCE.jpg
VW Polo LS I 1977 green hr TCE.jpg
販売期間 1975年 - 1981年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドアハッチバック
エンジン 1.3/1.1/0.9L 直列4気筒
変速機 4速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:セミトレーリングアームコイル
全長 3,512mm
全幅 1,559mm
全高 1,344mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 685kg
ブレーキ 4輪ドラム
最高速度 135km/h(0.9L 5速MT)
-自動車のスペック表-

70年代初頭、ラインナップの根本的な見直しを図っていたVWのボトムレンジとして1975年3月に登場。ビートルの実質的後継車として、また、南ヨーロッパにおけるVWの勢力拡大戦略車として意図された。設計は前年に発表されたアウディ50をベースとしており、両車の外観上の違いはエンブレム程度だが、1.1リッターのエンジンを持つアウディ50に対し、0.9リッターのポロは下位に位置付けられていた。

デビュー当時はこの0.9リッター(40ps)エンジンを搭載した2ドアボディのみで、グレードは標準仕様と装備の充実したLの2つ。最高速度は135Km/h(アウディ50は145Km/h)。76年には1.1リッター(50ps)エンジンが追加。翌77年にはダービィと呼ばれるノッチバックタイプが加えられ、このダービィには1.3リッター(60ps)もラインナップされた。サスペンション形式は当初からフロントがストラット、リアがトーションビームアクスル。アウディ50とは異なり、ブレーキは前後ともドラムブレーキで前のディスクブレーキはオプション。

79年にはポロにも1.3リッター(60ps)エンジンが追加され、ポロGTと呼ばれるホットモデルが加わった。外観的にはバンパーの樹脂化、ライトの角形化、フロントグリルのデザイン変更が行われている。

80年にはさらにラインナップの拡充が図られ、LとGLに895cc(最高速度:135Km/h)、SとLS、GLSに1093cc(最高速度:142Km/h)、LSとGLS、GTに1272cc(最高速度:154Km/h)のエンジンをそれぞれ搭載。前期型、後期型あわせて500,000台が生産された。

搭載エンジン
  • 895cc 直列4気筒 ガソリン 40ps 4MT(ハッチバック専用)
  • 1093cc 直列4気筒 ガソリン 50ps 4MT
  • 1272cc 直列4気筒 ガソリン 60ps 4MT


2代目 86C型(1981年 - 1994年)

フォルクスワーゲン・ポロ(2代目)
86C型
3ドアクーペ GT(前期型)
Polo 2 b v sst.jpg
販売期間 1981年 - 1994年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
2/4ドアセダン
3ドアクーペ
エンジン 直列4気筒 1.3/1.0L
直列4気ディーゼル 1.3L
変速機 5速/4速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:トーションビーム付トレーリングアームコイル
全長 3,725mm
全幅 1,570mm
全高 1,350mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 780kg
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
データモデル 3ドアクーペ CL 5速MT(後期型)
-自動車のスペック表-

1981年1月にフランクフルトショーにて発表された2代目は同年8月にデビュー。この時デビューしたのはポロハッチバックと呼ばれるモデルで、独特な垂直のテールゲート形状により1000L近い大きなラゲッジスペースを持ち、C/CL/GL/FOXなどのグレードが存在した。当初搭載されたエンジンは1.043リッター(40ps)、1.1リッター(50ps)、1.3リッター(60ps)の3種類で、1.043リッターのエンジンは従来の0.9リッターエンジンを拡大したものである。このエンジンは燃焼室に手が加えられ、扱いやすいトルク特性へと改良された。翌年には1.3リッター(75ps)エンジンが搭載されポロクーペと名付けられたオーソドックスなハッチバックスタイルを採るモデルが追加された(日本にもCLモデルがヤナセにより少数限定輸入された。167.0万円)。この時ハッチバックには1.3リッター(55ps)エンジンも加えられた。1984年にはダービィがポロクラシックの名で限定輸入された。1986年にはクーペに「Gラーダー」と呼ばれるスーパーチャージャーを搭載しエンジン出力を115psに上げたGT G40が登場。これはVW初の過給機付モデルで、当時はまだ一般化していなかった画期的な新技術を採用しており、最高速度は200Km/h近くに達した。 また、86年には1.3リッター(45ps)のディーゼルエンジンを搭載したモデルが追加された。

日本導入モデル(前期型)
  • 1984年、ポロクラシック 58ps 4MT
  • 1988年、クーペCL(E-80NZ)50ps 5MT
  • 1989年10月、クーペCL(E-80NZ)55ps 5MT

1990年にマイナーチェンジされ後期型となる。角形2灯ヘッドライトやデザイン変更したバンパーが与えられた。3種類のボディタイプは維持され、シャシーに改良が加えられた。ハッチバックにもGTというグレードが追加され、ディーゼルエンジンは1. 4リッターとなった。EUでの排ガス規制の関係から、キャタライザーとともにフューエルインジェクションが標準となった。ダービィはマイナーチェンジと同時に姿を消し、ボディタイプはハッチバックとクーペの2種のみとなった。また、スペインで生産されていたダービィも1992年に生産中止となった。ホットモデルはG40に加えてポロG40カップカーが販売され、カップカーによるワンメイクレースも行われた。 1994年にはエンジンラインナップが見直され、1.0/1.4/1.6リッターの三種類となった。

搭載エンジン
  • 1093cc 直列4気筒 ガソリン 50ps 4MT(1981〜1983)
  • 1272cc 直列4気筒 ガソリン 60ps 4MT(1981〜1984)
  • 1043cc 直列4気筒 ガソリン 40ps 4MT(1983〜)
  • 1272cc 直列4気筒 ガソリン フューエルインジェクション・キャタライザー付(1983〜)(日本導入モデル)
  • 1272cc 直列4気筒 ガソリン 75ps 4MT(1982〜)
  • 1272cc 直列4気筒 ガソリン スーパーチャージャー付 (1986〜)115ps
  • 1.3L 直列4気筒 ディーゼル 45ps
  • 1272cc 直列4気筒 ガソリン スーパーチャージャー付 113ps(GT G40専用 1987)


3代目 6N型(1994年 - 2001年)

フォルクスワーゲン・ポロ(3代目)
6N型
3ドアハッチバック(前期型・欧州仕様)
Volkswagen Polo 1.JPG
Volkswagen Polo 2.JPG
16V GTI 3ドアハッチバック(後期型・欧州仕様)
Pologti.jpg
販売期間 1994年 - 2001年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
ステーションワゴン
4ドアセダン
エンジン 1.6L 直列4気筒
変速機 4速AT / 5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム
全長 3,715mm
全幅 1,660mm
全高 1,435mm
ホイールベース 2,410mm
車両重量 1,050kg
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
データモデル 5ドア 1.6L 4速AT(前期型)
-自動車のスペック表-

6N型と呼ばれる3代目はクラスを超えた高いボディ剛性、安全性、パッケージングなどを備え1994年夏にデビューした。

ボディタイプは日本で販売された2/4ドアのハッチバックの他に、ポロバリアントと呼ばれるワゴンやポロサルーンと呼ばれるセダンなどが前・後期を通して存在した。

先代より全長は短くなったもののキャビンスペースは拡大し、同時にボディ後端に向かってボリュームを絞り込むことでCd0.32の先代モデルに比べ高い空力性能を得ていた。また、内外装の質感の向上に加え、使用素材については解体後のリサイクルも考慮されていた。

安全性への取り組みの一例として、フロントセクションの構造材は異なった厚さの鋼板をマッシュシーム溶接で交互に接合するという凝ったつくりを採用し、衝突時における衝撃のより効率的な吸収を狙っている。

セアト・イビーザとプラットフォームを共通化した。 1995年にはセダンタイプのクラシックが、97年にはエステートが登場。

当初、ヨーロッパマーケット向けに用意されたエンジンは1.043リッター(45ps)、1.4リッター(60ps)、1.6リッター(75ps)の3種類で、当時まだ珍しい樹脂製インテークマニホールドの他、各気筒ごとのインジェクターを持っていた。発売後DOHC16バルブの1.4リッター(101ps)エンジンや1.9リッター(64ps)のディーゼルエンジンが追加された。

1996年に日本デビューした当初は、モデル中の最大排気量である1.6リッター(75ps)エンジンに2ドアハッチバック(AT)ボディという組合せのみであったが、その後4ドアハッチバック(AT)や、5MTの2ドアハッチバックモデルが追加された。日本仕様はATが日本のジヤトコ製で助手席SRS(エアバッグ)などが標準となっている。これら日本向け仕様変更のために生じた重量増や日本での使用環境を考慮し、ABSが標準化され、またEBD(エレクトロニック・ブレーキ・ディストリビューション)という“前後のブレーキバランスをアクティブに最適化する”システムが採用された。これらのブレーキ強化は、フェルディナンド・ピエヒ会長が来日し自ら日本仕様の最終テストを行った際の指摘により実施された。一連のブレーキ強化に伴い、標準のタイヤ/ホイールサイズがドイツ本国の高性能モデル(1.4リッター・101ps)向けの14インチとされた。前後のバンパー形状には、上下が分割されたものと、1999年5月以降の「EUバンパー」と呼ばれる一体型のものが存在する。

日本に導入されなかったモデルには、7色のボディパネルを組み合わせたハーレクィンという派手なものや、モデル末期に登場の2ドアハッチバック(5MT)に1.6リッター(120ps)エンジンを搭載しGTIの名を冠した3000台限定のスポーティグレードがある。

日本導入モデル(前期型)
  • 1996年8月、2D、4D(E-6NAHS)4AT
  • 1996年10月、2D(E-6NAEE)5MT
  • 1998年1月、デア・エアステ 2D、4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 1998年、ポロbyモデリスタ(トヨタ・モデリスタがプロデュース)
  • 1998年5月、シルバーセレクション 2D、4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 1998年6月、コンフォートプラス 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 1998年11月、スポーツ 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 1999年、ポロsport(ガンメタと赤色の合計1000台の特別仕様車)
  • 1999年3月、グラデュエート 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 1999年8月、オープンエア 2D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 1999年11月、ホワイトセレクション 4D、ブラックセレクション 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
  • 2000年1月、ユング 2D、4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT

1999年には3代目をベースに大幅なマイナーチェンジが行われた。全体の60%(VWの発表では70%)が刷新され、実質的にフルモデルチェンジに近い内容となっている。エクステリアやインテリアにも大幅な変更が加えられ、ボディ剛性はレーザー溶接の大幅な導入によりさらに高められた。モデルバリエーションは2/4ドア(AT)に加えオープンエア(AT)がある。搭載されたエンジンはオールアルミ製の1.4リッターDOHCだが、従来の1.6リッターと遜色ないパワーを発揮する。加えて後期にはVW伝統のホットモデルであるGTI(5MT)が正式にラインナップされ、日本にも導入された。また、ラテンアメリカではポロクラシックが発売された。

2001年6月にはGTI風のフロントグリルや14インチアルミホイールなどを装備したGTが発売。

2001年12月1日には本革ステアリングや、フロントフォグランプ、14インチのアルミホイールを装備したポロプラスが195万円、国内3000台限定で発売された。2001年5月17日時点でポロは累計生産台数が700万台を突破した。

  • GTI

GTIは1.6リッターの連続可変バルブタイミング式のDOHCエンジンを搭載するホットハッチに類するグレードである。このエンジンはGTI専用でヘッドカバーにはアクセントカラーである赤色が配されている。このユニットは125ps/6500rpm、15.5kg・m/3000rpmを発揮し、最高速度は約205Km/h。燃費は全グレード中最も良好な15.0km/lとなっている。

脚周りは固めにセッティングされ、強化スタビライザーをフロントに、新規のスタビライザーをリアに装着(他のグレードには設定なし)。グレードアップされたブレーキと45扁平のタイヤを履き、エレクトリックデファレンシャルシステムが標準装備となっている。

GTIと他グレードとの外観上の違いは、HIDヘッドランプにリアスポイラー、フロントグリルのメッシュパターン、BBSホイールとそこから覗く赤く塗装されたブレーキキャリパーである。内装ではメーター周りとシートのデザインが異なり、各部に革が使用され、ペダルはヒール・アンド・トゥ等のスポーツ走行に適した配置となっている。GTIのトランスミッションは5MTのみで乾式単板ダイヤフラムとなっており、シフトノブはルポGTIと共通のデザインだがルポGTIの5MTモデル(日本には導入されていない)のものより若干長くなっている。

GTIは国内で2000台弱が販売された。2ドアと4ドアのモデルが存在するものの、日本に導入されたのは4ドアのみである。

このポロGTI以降、VWはゴルフIV GTIのようなマイルドな性格のスポーツモデルからルポGTIやゴルフR32、そしてゴルフV GTIと、よりスポーツ色を高めたモデルをリリースしていくことになる。ポロGTIは(6N前期型GTIを含め)その転換点となったモデルといえる。

日本導入モデル(後期型)
  • 2000年5月、2D、4D、オープンエア(GF-6NAHW)4AT
  • 2000年5月、GTI 4D(GF-6NARC)5MT
  • 2001年6月、GT 4D(限定モデル・GF-6NAHW)4AT
  • 2001年12月、ポロプラス 4D(限定モデル・GF-6NAHW)4AT
搭載エンジン
  • 1043cc 4気筒 ガソリン 45ps(1995〜1997)
  • 1272cc 4気筒 ガソリン 55ps(1995〜1996)
  • 1597cc 4気筒 ガソリン 75ps(日本導入モデル)
  • 1389cc 4気筒 ガソリン(1996〜)
  • 1389cc 4気筒 ガソリン 75ps オールアルミ製(日本導入モデル)
  • 1597cc 4気筒 ガソリン 125ps オールアルミ製(日本導入モデル)
  • 999cc 4気筒 ガソリン 50ps オールアルミ製・マルチポイントインジェクション(1997〜)
  • 1597cc 4気筒 ガソリン 100ps(6K セダン、エステート専用)
  • 1597cc 4気筒 ガソリン 75ps(6K セダン、エステート専用)
  • 1.9リッター 4気筒 ディーゼル 64ps(6K セダン、エステート専用)


4代目 9N型(2001年 - 2009年)

フォルクスワーゲン・ポロ(4代目)
9N型
5ドアハッチバック(前期型)
Volkswagen polo.jpg
5ドアハッチバック(後期型)
VW Polo IV Fünftürer Facelift Tour.JPG
販売期間 2001年 - 2009年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
4ドアセダン(クラシック)
エンジン 直列4気筒 1.8/1.6/1.4L
変速機 6速AT/5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム付トレーリングアーム
全長 3,915mm
全幅 1,665mm
全高 1,480mm
ホイールベース 2,470mm
車両重量 1,140kg
横滑り防止機構 全車標準装備
データモデル 1.4コンフォートライン 6速AT
-自動車のスペック表-

通称9N型。2001年本国登場の4代目には、1.2リッターから1.4リッターのガソリンエンジン仕様や1.4および1.9リッターのTDIディーゼルエンジン仕様があるが、日本では1.4リッターのガソリンエンジンのみの設定であった。ボディ剛性と衝突安全性向上を理由に大幅なサイズ拡大が行われ、日本でもベストセラーとなった2代目ゴルフ(ゴルフII)とほぼ同等の大きさとなっている(とはいえ、全長以外は初代トヨタ・ヴィッツと大差ないサイズである)。

日本仕様は、横滑り防止機構(ESP)、サイドエアバッグが標準装備されるなど安全装置が充実している。また、セアト・イビーザ、シュコダ・ファビアとプラットフォームを共通化している。

2004年1月31日から1500台限定で販売されたアベニーダと呼ばれるモデルは、ベースとなる4ドアモデルに対し11万円高の199万円で、14インチのアルミホイールやMMS(マルチメディアステーション:DVDナビゲーションシステム、MDプレーヤー、AM/FMラジオ、TV)を標準装備としたモデルである。モデル名のアベニーダ(avenida)は英語のavenue(アベニュー)に相当するスペイン語である。

2004年4月27日から販売されたEUと呼ばれるモデルは左ハンドルでより欧州車の雰囲気を味わえるというもので、15インチアルミホイールが装備された。色はブラックパールマジックエフェクトとリフレックスシルバーメタリックの2色。価格は207万9000円。

2005年1月29日から1500台限定で販売されたヴィアッジョは、カーテンエアバッグが採用された新型モデルに前年発売のアベニーダと同等の装備を施したモデルである。ヴィアッジョ(viaggio)は英語のtrip(トリップ)に相当するイタリア語である。価格は211万5000円。

2005年7月2日から販売されたSEは1500台限定で202万6500円。ステアリングホイールやパーキングブレーキのグリップ、シフトノブにレザーを配し、アルミホイールやダークな色のテールレンズが採用されている。ボディカラーはブラックパールマジックエフェクトとリフレックスシルバーメタリック、フラッシュレッドの3色。SEの名はSummer Edition(サマーエディション)の頭文字をとったものである。

日本導入モデル(前期型)
  • 2002年5月、2D、4D(GH-9NBBY)4AT
  • 2004年1月、アベニーダ 4D(限定モデル・GH-9NBBY)4AT
  • 2004年4月、EU 4D(限定モデル・左ハンドル・GH-9NBBY)4AT
  • 2004年10月、2D、4D(GH-9NBKY)4AT
  • 2005年1月、ヴィアッジョ 4D(限定モデル・GH-9NBKY)4AT
  • 2005年7月、SE 4D(限定モデル・GH-9NBKY)4AT

2005年、丸いライトなどの顔つきを変更した新型が発売されている(エンジンなどの基本部分は変更なし)。デザインはアルファ・ロメオの元チーフデザイナーであるワルター・デ・シルヴァ(Walter de'Silva)による。2005年の東京モーターショーにて、このモデルに先代ゴルフGTIの1.8リッターターボエンジンを搭載した新型GTIが世界に先がけて発表され、12月20日に発売された。 2006年8月には日本でも1.6リッターエンジンと6速マニュアルモードつきATを装備した「1.6リッター スポーツライン」が投入され、それまでの車両重量に対する動力性能への不満が解消されている。さらに「クロスポロ」やVWの新たなエントリーモデルに位置付けられる「1.4リッター トレンドライン」が加わるなど、ラインナップが大幅に拡大。そして、2006年10月より装備を充実させつつ価格を195万円におさえた「1.4リッター コンフォートライン」が追加された。

2006年に「ブルーモーション」という低燃費・低公害モデルが発売されたが日本には未導入。

2007年8月には特別仕様車のfeinが1000台限定で販売開始された。このモデルは既存のコンフォートラインをベースに、ステアリングホイール等に革を配し、各部にブルーのステッチを施すなど質感を向上させ、シートヒーターを装備するなど女性ユーザーをより強く意識したものとなっている。また、新たにクルーズコントロールシステムやフォグランプなどを標準で装備した。「fein」はドイツ語で上品、洗練、繊細を意味する。

2007年10月には1.4リッターモデルに改良が加えられ、エンジン出力が80ps(59KW)、13.5Kg・m(132Nm)に引き上げられた。またGTI(5MT)とfein(4AT)を除く全てのモデルが6速ティプトロニック付ATとされた。

2007年12月25日から「felice(フェリーチェ)」が1000台限定で販売が開始された。1.4リッターモデルをベースに専用の特別装備が用意される。

2008年2月にはGTIカップエディションが発売。専用の外装が装備されるが、動力性能は通常のGTIと同じである。価格は288万円で、4ドアのみ。

  • GTI
GTI カップエディション

1.8リッター、インタークーラー付ターボエンジンを搭載したホットモデル。ボディタイプには2ドアと4ドアがあり、トランスミッションは5MTのみ。最高出力はそれぞれ150ps、22.4kg・mで、0-100km/h加速は8.2秒。最高速度は約216Km/h。ルポGTIに比べると、ヘッドライトがハロゲンのままなど標準グレードとの差は少ない。ルポGTIが6MTであるのに対し後発のポロが5MTなのはエンジン特性を考慮した結果である。 また、ドイツ本国にはGTIカップエディションというモデルが存在する。このモデルはADACポロカップレースのマシンに準じて開発されたもので、ボディタイプは2ドアと4ドア、外観ではバンパーが大きな開口部を持ったものへ、ホイールも17インチへと変更されるなど通常のGTIとは差別化が図られている。エンジンが180ps、24.0kg・mに強化されたのに併せ、サスペンションはよりハードに固められ、ブレーキの大径化とともに後輪ブレーキディスクを通常のソリッドディスクからベンチレーテッド・ディスクとするなど、各部も高性能化されている。 2008年には日本においても同名の限定モデルが発売された。専用の外装が装備されるが、エンジン出力など動力性能については通常のGTIと同じである。

  • クロスポロ
クロスポロ

欧州には2003年、最低地上高を上げルーフレールを装備することによってSUVのテイストを取り入れたモデル「ポロファン」が投入されていた。2005年のポロのビッグマイナーチェンジに合わせて2006年2月にマイナーチェンジを施した「クロスポロ」が投入され、2006年8月には日本への投入も発表された。

顔つきや基本的なインテリアなどは通常のポロと同じだが、最低地上高が20mm高く、ルーフレール、フォグランプ、17インチアルミホイールなどが装備され、ボディやシートにはライムグリーンなどの鮮やかな色がラインナップされている。日本仕様はスポーツラインと同様の1.6リッターのガソリンエンジンと6速マニュアルモードつきATを搭載、駆動方式は本国仕様も含めて4WDではなくFWDである。最高速度は182Km/h。

日本導入モデル(後期型)
  • 2005年9月、2D、4D(GH-9NBKY)4AT
  • 2005年12月、GTI 2D、4D(GH-9NBJX)5MT
  • 2006年9月、トレンドライン 2D(GH-9NBKY)4AT
  • 2006年9月、スポーツライン 4D(GH-9NBTS)6AT(ティプトロニック付)
  • 2006年9月、クロスポロ 4D(GH-9NBTS)6AT(ティプトロニック付)
  • 2006年10月、コンフォートライン 4D(GH-9NBKY)4AT
  • 2007年8月、fein 4D (GH-9NBKY)4AT
  • 2007年12月、felice 4D (GH-9NBKY)4AT
搭載エンジン
  • 1.2L 3気筒 9バルブ ガソリン 55ps
  • 1.2L 3気筒 12バルブ ガソリン 64ps
  • 1.4L 4気筒 16バルブ ガソリン 75ps(日本導入モデル)
  • 1.4L 4気筒 16バルブ ガソリン 86ps
  • 1.4L 4気筒 16バルブ ガソリン 100ps
  • 1.9L 4気筒 TDI(ディーゼル)100ps
  • 1.4L 3気筒 TDI(ディーゼル)75ps
  • 1.9L 4気筒 TDI(ディーゼル)130ps
  • 1.8L 4気筒 ガソリン インタークーラー付ターボ 150ps(日本導入モデル)
  • 1.6L 4気筒 ガソリン 105ps(日本導入モデル)

5代目 6R型(2009年 - )

フォルクスワーゲン・ポロ(5代目)
6R型
トレンドライン
VW Polo V 20090912 front.JPG
VW Polo V 20090912 rear.JPG
販売期間 2009年6月 - (ドイツ)
乗車定員 5人
ボディタイプ 3 / 5ドアハッチバック
エンジン 1.2L 直列3気筒
1.4L 直列4気筒
1.2L 直列4気筒 TSI
ディーゼル1.6L 直列4気筒 TDI
変速機 7速AT(DSG)
6速/5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トレーリングアーム
全長 3,995mm
全幅 1,685mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,470mm
車両重量 1,080kg
データモデル 1.4 コンフォートライン
-自動車のスペック表-

6R型。2009年3月、ジュネーブモーターショーにて発表。ガソリンエンジンは2種類の直列3気筒1.2Lに直列4気筒1.4Lとシングルターボの直列4気筒1.2L TSIエンジン、ディーゼルエンジンは3種類の直列4気筒1.6L TDIエンジンが用意。トランスミッションは5MTと1.2L TSI専用の6MT、4気筒車にはポロ初となる7速DSGが組み合わされる。本国仕様のグレードはトレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの3グレード。ドイツでは6月下旬から販売を開始する。

日本では2009年10月20日発表、2009年10月31日から販売を開始された。日本においては、1.4リッター自然吸気エンジンを搭載する「ポロ1.4コンフォートライン(5ドア)」の1モデルで、価格は従来と同じ203.0万円。 欧州カー・オブ・ザ・イヤー2010を受賞した。

日本導入モデル
  • 2009年10月20日発表 型式:ABA-6RCGG 1.4L 7速DSG(乾式多板ダイヤフラム式)
搭載エンジン
  • CGG型 ガソリン(無鉛プレミアム) 1389cc 直列4気筒 DOHC 85ps/5.000rpm 13.5kgm/3,800rpm(日本導入モデル)


モータースポーツ

ラリー

  • スーパー1600(JWRC)
    • ポロはJWRC(ジュニアWRCについてはWRCを参照)に2002年よりエントリー。マシンは実質的にキットカーからコンバートしたものであり、初期は3代目後期型GTIをベースにオーバーフェンダーやリアスポイラーを追加していたものの、他車と比べて控えめな外観となっていた。その後4代目前期型をベースとしたもの(約215ps)に切換えられた。マシンのタフさには定評があったものの、現在のJRCでその姿を見かけることはない。2003年のトルコラリーで優勝を飾った。
  • S2000
ポロS2000
    • 2007年現在、ポロS2000はIRC(Intercontinental Rally Challenge)を舞台に活躍。製作はVW南アフリカによるもので2003年モデルのポロスーパー1600がベースとなっている。IRCデビューは2007年6月の第3戦イプルーで、フレディ・ロイクスがドライブ。ポロS2000のスペックはサイズがそれぞれ全長3916mm×全幅1800mm。重量は1185Kg。1984ccの直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は195kw(約280ps)/8250rpm、235Nmを発揮する。トランスミッションは6速シーケンシャル。駆動方式は4WDとなっている。ヨーロッパにおける独占販売権を所持しているのは、ルネ・ジョルジュ・ラリー・スポート・ベルギーであるが、ポロ自体がモデル末期であるということからもパーツ等の供給は不安定気味とのことである。

レース

  • ワンメイクレース
    • VWによる2代目後期型のGT G40カップカーによるワンメイクレースが行われていた。
    • ドイツADAC主催のポロカップレースはモータースポーツの登竜門的存在のひとつとして高い人気がある。

その他

  • 4代目初期型の日本向けカタログにトヨタ・カローラが写っている。バンパーが大型なので北米仕様と思われる。
  • シュコダ・ファビア、セアト・イビーザとはプラットフォームを共通化している。
  • 80年代中ごろのポロにはステアリングホイール中央部にヴォルフスブルクのロゴマークが配されていた。
  • 2004年、ポロの偽CMの動画が一部に出回った。「9N型ポロに乗って自爆テロを謀るテロリスト風の男。カフェの前で爆発物のスイッチを押すが爆発は車内のみで収まり、周囲の人々も気付かない」というもので、「small but tough」というポロのキャッチコピーにかけたものである。

関連項目

  • フォルクスワーゲン・ポロGTI

外部リンク

  • Volkswagen Polo(フォルクスワーゲン・ジャパン公式サイトより)
  • Volkswagen Polo(ドイツ・フォルクスワーゲン公式サイトより ドイツ語)
  • Poloの杜(ポロ リンク集)

前のページ
ワーゲン バス(タイプ2)
コンテンツのトップ 次のページ
ワーゲン ルポ


メインメニュー
 プライバシー・ポリシー
当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報
(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません)を使用することがあります。
お使いのブラウザでプライバシーの設定を変更することで、アクセスに関する情報を保護することも可能です。
詳しくはお使いのブラウザヘルプをご確認ください。

ホーム      コンタクト      運営会社



Copyright c 2007-2008 jp.world-car-auto.com All rights reserved.

自動車と世界の自動車メーカー